この記事で紹介するサイクリングは「さざなみ海道」。
瀬戸内7海道の中で、このさざなみ海道が、一番事前情報がない海道でした。
全長82kmのうち半分は海側を走っておらず(海道なのに!)、進む道がひたすら国道のため、海道旅のサイクリングにはあまり選ばれないのかもしれませんね。
ところが、行ってみたら嬉しい誤算!
すごく楽しい海道でした!
さざなみ海道サイクリング ルートログ
さざなみ海道は、国道185号を中心とした、広島県尾道市、三原市、竹原市、東広島市、呉市の5つの市にまたがる海道。
尾道から呉まで、海岸線が多いとはいえ、ひたすら国道を走ります。
ブルーライン(サイクリング推奨ルート)の全長は、瀬戸内7海道の中では最長の約82km。
尾道からの前半はフラットですが、大きく3か所で坂を超えます。
尾道からさざなみ海道サイクリングスタート
さざなみ海道の起点はJR尾道駅。
まずは国道2号線に合流して、西の呉方面へ向かいます。
尾道から呉まで、さざなみ海道はずっと、JR呉線と付かず離れず、並走して進んでいます。
少し離れても、また見えたときにはなんとなくホッとするんですよ。
三原
三原駅に到着。
三原駅は新幹線の発着駅。
ゆめしま海道の起点でもあります。
アクセスがラクなので、さざなみ海道も三原駅からスタートするのも良いかも。
三原からはいよいよ国道185号に入り、海沿いを走ります。
須波港で休憩。
須波港からは、しまなみ海道(生口島)への船便が多く出ており、多くの人が船を待っていました。
三原といえば、タコ!ということで、たこ焼きをつまみます。
さざなみ海道のちょうど中間地点である竹原を目指します。
「ウサギ島」大久野島への玄関口、忠海
途中の忠海(ただのうみ)港に寄ってみました。
ここ忠海港は、「ウサギ島」として有名な大久野島への玄関口となっており、空いているようなら大久野島に渡ってみようかな…と思ったのです。
この日のフェリーは大行列!
ずっと人の列が繋がっています。
大久野島に渡るのはあきらめて、竹原に向かいましょう。
竹原
さざなみ海道の真ん中、竹原。
ちょうどおなかが空いた距離なので、郷土料理の「魚飯(ぎょはん)」をいただきます。
関連記事>>>幻の郷土料理 竹原の魚飯(ぎょはん)|さざなみ海道のグルメにもおすすめ!
海と山を交互に走る竹原~呉
竹原を過ぎると、山の風景も増えてきます。
海沿いと里山を交互に走って、ゴールの呉を目指します。
途中で安芸灘大橋のふもとに合流。
ここを曲がればとびしま海道です。
呉
仁方トンネルを越えて呉(広)に入ると、急に道が広くなり、市街地の道路になりました。
休山トンネルまで来ると、呉駅はもうすぐ!
呉駅にゴール!
▼呉のグルメはカレーとうどん!
さざなみ海道サイクリングの感想
尾道から呉まで、無事に82kmを走破してゴールしました。
「海道」の中では山の風景も多いさざなみ海道。
この日は国道なのに交通量は多くなく、すごく楽しく走ることができました。
来てよかった!
これにて、さざなみ海道サイクリング走破です。
あー楽しかった!
次の記事へ続く>>>広島-愛媛の隠れたルート!広島港-呉-松山のフェリーが便利!
4 件のコメント
呉市内に近づくと仁方トンネルに出くわすようで、この2つのトンネル(尾道からだと第二、第一の順番でしょうか)は交通量も多く、サイクリスト泣かせ、という意見もあるようです。グーグルマップのサテライトからトンネル内を見ると2つのトンネル共に比較的幅の広い歩道があるようです。自転車は本来は車道を走行するべきですが、危険であれば歩道走行も許可されています。ですので、この歩道を走行すればそう大変ではないように感じますが、いかがだったでしょうか?ご意見をお願いいたします。
コメントありがとうございます。
仁方トンネルは第二第一ともに、普通の(車道+狭い歩道)のため、ここは危険回避のために歩道を徐行で進むほうが安全かと思います。
特に第二は、自転車と歩行者はいったん側道からトンネルに入るように看板がありますので、車道を走ったままでもすぐにトンネルに入りますが、側道から徒歩でトンネルの歩道に案内されるのが想定されているようですね。
呉に一番近い休山トンネルは、広い歩道+車道との間に防音壁まであってすごく安心して走れました!
早速のご返事をありがとうございます。やはり歩道上を徐行が安全ですね。いつもブログを参考にさせていただいています。今後ともよろしくお願いします。
嬉しい!ありがとうございます!
楽しいサイクリングを^^