ゆめしま海道」というエリアをご存知でしょうか。

瀬戸内しまなみ海道・因島と生口島の東側にあり、岩城島(いわぎ)・生名島(いきな)・佐島弓削島と、愛媛県上島(かみじま)町の、四つの小島を結ぶ海道です。

 

しまなみ海道からすぐ近くにあるのに、なかなか行けなかった、ゆめしま海道。

本当に穏やかな島の空気を感じながら、急ぐことなくゆっくりとサイクリング。

やっと走ることができました!

 

佐島にある「ゆめしま海道」の碑

 

ゆめしま海道サイクリング モデルコースログ

青色のマーカー間がゆめしま海道です。

三原港と今治港からのフェリーの航行距離に比べてやたら短い(5km)ので、マーカーに埋もれてしまっていますね…

 

ゆめしま海道サイクリング 旅程

新幹線:06:59 新大阪 → 8:56 三原

高速船:10:17 三原港 → 10:57 生名島(立石港)

~生名島・佐島・弓削島サイクリング~

フェリー:13:50 弓削島(弓削港) → 14:03 岩城島(岩城港)

~岩城島サイクリング~

フェリー:16:23 岩城島(岩城港) → 17:15 今治港

 

ゆめしま海道とは?

瀬戸内しまなみ海道、因島と生口島の東側にある海道。

岩城島(いわぎじま)・生名島(いきなじま)・佐島(さしま)・弓削島(ゆげしま)と、愛媛県上島(かみじま)町の4島を結ぶ、サイクリングコースの総称です。ただし、岩城島と生名島を結ぶ橋はまだ事業化されていません。

 

先に書きましたが、ゆめしま海道の距離はたったの5km

歩いても1時間で走破できます。

 

ただ例えば、この4つの島の外周をすべてサイクリングで回ったら、約50km。

また、島の中央には走りがいのある登山コースもあります。

 

よって、ゆめしま海道は、どうやって遊びつくすかを考えることが楽しい海道なんです。

 

ゆめしま海道にはどうやって行くの?自転車で行けるの?

ゆめしま海道の特徴として、しまなみ海道7海道の中で唯一、完全な離島ということが挙げられます。

今治からフェリーで向かったとびしま海道でさえも、呉側は安芸灘大橋でつながっていますが、こちらのゆめしま海道には陸路はありません。

さらに生名島・佐島・弓削島までは橋でつながっていますが、岩城島はまだ工事中。

 

つまり、平成28年10月時点で、ゆめしま海道のすべての島をサイクリングで走るには、「行くとき」「帰るとき」「岩城島⇔生名島・佐島・弓削島を渡るとき」と、3本のフェリーに乗る必要があります。

 

この岩城島の橋、1本ができるだけで、数時間単位で旅が楽になるんですよ…因島や生口島からもすぐそこに見えるのに、すぐには行けないじれったさ!

フェリーの時刻ありきで動かなくてはならないので、旅程を組むのが少し大変でした。

 

三原駅からゆめしま海道生名島にむけて出発!

三原駅から三原港は歩いてすぐ

新幹線の三原駅で降り、フェリー乗り場を目指します。

三原駅から港までは300m。歩いても5分で着きます。

JR三原駅

 

三原駅前が本店!「八天堂」のクリームパン

実は寄ってみたいお店がありまして、それが「八天堂」のクリームパン!

駅ナカやデパートにも出店していますので、ご存知の方も多いと思います。

マークにはこう書かれています。『広島 みはら 港町』。ここが本店です。

 

広島 みはら 港町。クリームパンが有名な「八天堂」本店

 

広島 みはら 港町。八天堂のクリームパン。

これが本店のクリームパン!

 

三原港→生名島 高速船

さて、改めて、三原港から生名島を目指します。

三原港からの高速船。ゆめしま海道の生名島を目指します。

 

この航路は「高速船」ですので、自転車はそのままでは積み込むことができません

輪行袋に入れて、手荷物として持ち込みましょう。

波風を浴びながら、40分の船旅です。地域の足としての高速船なので、速度はかなり早く、強風も直撃します

三原港から生名港までの船旅。自転車は輪行袋に入れます。

 

因島と生口島を結ぶ生口大橋。今回はしまなみ海道とはくぐってお別れです。

しまなみ海道の生口橋。今回はくぐってお別れ。

 

ゆめしま海道サイクリング 第1の島 生名島

生名島の立石港に到着。

ゆめしま海道、生名島の立石港に到着!

 

上島四兄弟。

上島町に合併する以前の、弓削町・生名村・岩城村・魚島村がモチーフだそうです。かわいい。

弓削町・生名村・岩城村・魚島村の上島四兄弟の像

便利なサイクリングマップと自転車積載無料(サイクルフリー)チケット

生名港の待合所(港務所)でもらうことができる「かじみま 島ぶらマップ」と「かみじまサイクルフリー券」。

サイクリングの途中、これがすごく便利でした。

かじみま 島ぶらマップ

手のひらサイズの地図なんですけど、

ゆめしま海道サイクリングに必携「かみじま島ぶらマップ」。無料なのでぜひとも貰っておきましょう

 

開くとこのとおり。すごく大きくなり、詳細な地図が登場します。

「かじみま 島ぶらマップ」。広げると、ゆめしま海道の詳細なサイクリングマップになります

かみじまサイクルフリー券

上島町の各島への航路の自転車積載料金が無料になるチケット。

今回の旅でも、弓削島‐岩城島間、岩城島‐今治間と、2回もお世話になりました。

ゆめしま海道・上島町の各島への航路の自転車積載料金が無料になるチケット「かみじまサイクルフリー券」

 

いざ、2つ向こうの弓削島に向けて出発!

到着した立石港の景色。

颯爽とスタートしたものの、写真の左側に見えている2つ目の橋が、もうゴール地点です。

生名島・立石港からすぐの景色。もう佐島と弓削島が見えています

 

ゆめしま海道第2の島 佐島

生名島と弓削島に挟まれている佐島。

弓削島に向けて通り抜けるだけなら、たった900mです。

せっかくなので、島の南端まで走ります。

 

佐島のブルーラインは山の中へ

ブルーラインに導かれて走っていくと、山の中に吸い込まれます。

ちなみにこのあたりのブルーラインは、交差点ごとに、進む方向に設置してくれているので、「どっちに進んだら(曲がったら)良いんだ?」と迷わなくていいので助かりました。

佐島を走ると、ブルーラインは山の中に入っていきます

 

山道に入ります。

路面が荒れているのと、木の実が落ちているのとでちょっと怖い。

 

ひっそりとした場所ですが、しっかりとブルーラインの表示があるので安心です。

サイクリングコースは続いているようです。

山の奥の細い道でも、ブルーラインがあると安心

 

 

そして、山道を走り、いくつかのアップダウンを越え、薄暗い森のトンネルを抜けたそこには!

 

 

 

ゆめしま海道・佐島の有名スポット(珍スポット)。Uターンブルーライン

 

Uターンでした! …ってオオイ!

 

 

佐島のUターンブルーライン。弓削港に戻ります

マジかようー

 

佐島のUターンブルーライン。有名(?)スポットです。

ゆめしま海道の有名スポットというか、珍スポットとして有名な、佐島の「Uターンブルーライン」です。

行き止まりには、綺麗な渚があるのみ。

 

本当、なんでこんな何もないところに案内することにしたんだろう…

佐島・Uターンブルーラインの渚

 

波を見ながらしばらく休憩。

今来た道を戻り、弓削大橋を渡って、弓削島に入ります。

ゆめしま海道・弓削島に渡る弓削大橋。

 

ゆめしま海道第3の島 弓削島

弓削大橋を渡れば、弓削港まではすぐです。(後ろに橋が写ってるくらいの距離)

弓削島・弓削港のフェリー待合所。

 

この弓削港の周辺にはスーパーやコンビニ、食事処もありましたので、ここで食事を食べながら時間調整をするのも良いかと思います。

 

弓削港から再びフェリーに乗り、最後の島、岩城島へ向かいます。

 

ゆめしま海道第4の島 岩城島

ゆめしま海道の中でも独立している岩城島

岩城島は、「青いレモンの島」と呼ばれる、ゆめしま海道最大の島

島の中央にそびえる積善山は、4000本に及ぶ桜の名所としても知られています。

 

次に乗るフェリーは、今治から岩城島・佐島・弓削島・生名島(と、因島)を結ぶ航路です。

まず岩城島で降りてサイクリングしてから今治に渡るので、同じ航路のフェリーに2回乗ることになります。

こちらのフェリーは、ロードバイクそのままでも乗り入れが可能。

今治から岩城島・佐島・弓削島・生名島・因島を結ぶフェリー。ロードバイクもそのまま載せることができます。

 

岩城島に到着。

岩城島の岩城港

 

岩城港の目の前にある「リモーネプラザ」で遅い昼食です。

岩城港「リモーネプラザ」。お土産屋と食事処があります

 

岩城島のブランド豚「レモンポーク」を堪能

リモーネプラザ内にあるティールーム。

ティールームといっても、メニューには丼から定食まで幅広くあります。

岩城港・リモーネプラザの食事処「レモン・ハート」

 

僕が食べたのは、岩城島のブランド豚「レモンポーク」を使ったレモンポーク丼。

もう14時を過ぎていたので、お腹がぺこぺこです。

岩城島のブランド豚「レモンポーク」を使った、レモンポーク丼

あーもう美味しそう!

 

この豚肉が柔らかく、タレも絶妙で、隠し味にはレモンの果汁かな…ガッツリした丼を食べているのに、口の中はサッパリ爽やかです。

この日の夜、今治に渡ってから、夕食に焼豚玉子丼を食べずに焼き鳥にしたのは、これで満足しちゃったから。

 

岩城島一周サイクリング、スタート!

さて、お腹も満たされましたし、改めて岩城島一周サイクリングのスタートです。

この岩城島、空気も風も穏やかで、道も広く、交通量も少なく(そもそも信号がない)、一周しても12kmと、自転車を楽しむのに最適な島です。

岩城島の爽快なサイクリングの景色

急ぐことなく、くるくるとペダルを回します

漂うレモンの香り。「レモンの散歩道」

途中、看板を見つけて「レモンの散歩道」に寄り道。

小道にレモンの爽やかな香りが漂っています。

岩城島のレモン

 

岩城島・レモンの散歩道

自然の防波堤「箱海」

ところで、ここまでのゆめしま海道の写真。防波堤が低いんです。

どうやらこのあたりの地形のおかげで、荒い波がほとんど立たないとのこと。

島に囲まれた海は、「箱海」と呼ばれているようです。素敵な響き。

 

巨大なタンカーを造っている造船所も、野外の海に浮かべたまま作業できるくらい。

岩城島の造船所。波も穏やかなので、屋外での造船。

まだ見えない、未来の橋

途中、5年後2021年の完成を待つ、岩城橋の工事現場を通りました。

これが開通したら改めて来たいな。

岩城島・岩城大橋の工事現場。岩城大橋が完成すると、ゆめしま海道が結ばれます。

 

あっという間に一周し、岩城港に到着。

3回目のフェリーに乗って、今治まで50分。

ゆめしま海道サイクリングを堪能しました。

 

ゆめしま海道サイクリングまとめ

正直なところ、サイクリングの走行距離に比べて、移動時間のほうが長くかかるので、ゆめしま海道だけを目指してくるのは、ちょっともったいないかと思います。

例えばしまなみ海道の途中からフェリーで渡って、岩城島もしくは生名島・佐島・弓削島のどちらかを走るか(個人的には岩城島をおすすめします)、全ての島を回るなら、1泊2日の旅程にし、そのうちの一日を充てるなどしたほうが、自転車旅として満足できるかと。

 

食事場所については、サイクリングの途中にお店を見かけるのは数えるほどしかないので、弓削港の周辺か、岩城港周辺で、あらかじめ決めておいたほうが良さそうです。

今回の旅程では、生名島・立石港(スタート地点だから探してない)と、佐島・佐島港(本当に何もない)の周辺には、飲食店は見当たりませんでした。

 

やっと来れた!ゆめしま海道、走破です!

あー楽しかった!

 

おまけ。超レアお土産「ゆめしま海道サイクリングカレー」

ゆめしま海道のお土産についても、岩城島のリモーネプラザ一択です。そのほかの港の待合室や港務所には見当たりませんでした。

岩城島特産のレモンや柑橘類の加工品も多くあります。

 

ただ、岩城島まで行かなければ買えないカレーなんていかがでしょう。

レア度は高いんじゃないでしょうか…

 

ゆめしま海道サイクリングカレー

 

ゆめしま海道・岩城島の景色

気持ち良かったな

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整え得
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