広島県の江田島を中心とするサイクリングロード、かきしま海道。
呉から倉橋島、能美島、江田島をとおって、江田島の切串港までを結ぶ海道です。
風景を楽しみながら走ってきました!
かきしま海道サイクリング ルートログ
広島や呉からのフェリーも多い、コース自在の海道
かきしま海道のサイクリング推奨ルートは、全線を走ると距離約70km。
さらに、江田島の港にはフェリーがたくさん結んでいて、ロングコースもショートコースも自由に組むことができます。
今回は「三高港」をスタートして、早瀬大橋と音戸大橋を渡り、呉までを走ります。
このコース上では長く登る高低差はほとんどありませんでした。
かきしま海道江田島へ向かって出発
広島駅‐広島港(宇品)‐江田島三高港
かきしま海道のメインとなる、江田島までの航路は多くあります。
今回は広島港(宇品)から、江田島の三高港を結ぶフェリーに乗って江田島に渡ります。
広島港(宇品)へは、広島駅前から路面電車。
広島港(宇品)は路面電車の駅に直結の、大きくてきれいなターミナルです。
通路を挟んで、電車の駅と船のターミナルがすぐそば。
次に乗るのは、江田島(三高港)行きのフェリー航路。
三高港まで、40分間の船旅です。
他に、呉から小用港に向かうフェリーも同じような感じ。
かきしま海道サイクリング、スタート!
能美島
江田島・三高港に到着!
三高港でフェリーを降りたら、かきしま海道サイクリングのスタートです。
かきしま海道の名前のとおり、カキの養殖いかだがたくさんあります。
この辺りは交通量も少なくて、軽快に進める区間。
江田島
三高港がある能美島と、江田島市の中心である江田島は陸続き。
江田島の中心部は大型店舗も多く、交通量がぐっと増えます。
サイクリングコースを示すブルー標識に加えて、フェリー乗り場までをアシストしてくれるグリーン標識。
かきしま海道の案内看板は、すごく細かく表示されているので分かりやすいです。
早瀬大橋を渡って呉市・倉橋島へ
海沿いと街なかを交互に走っていくと、江田島と倉橋島を結ぶ早瀬大橋が見えてきました。
景色が良い早瀬大橋。
自転車向けの、下り注意の看板もあるくらいにスピードが出ます。
安全運転で進みましょう。
倉橋島-呉を渡る「音戸の瀬戸」
かきしま海道の重要ポイント「音戸の瀬戸」
倉橋島を走り、ぬっと出てきたこの橋は、2つの音戸大橋。
呉へと渡る、「音戸の瀬戸」です。
音戸大橋を渡ります
音戸の瀬戸は、音戸大橋または第二音戸大橋を渡って、呉に進みます。
音戸大橋を渡るには、交通量が多くて狭いループを登らなければいけません。
「ここ、本当に自転車で入って良いの?」と近所の方に聞いたくらいの路肩の狭さです。
ここは怖かった!
音戸大橋を渡った先はすごく良い景色。
「音戸の瀬戸」の渡船(廃業)
かつて、音戸の瀬戸は対岸まで渡船で渡っていましたが、残念ながら廃業となりました。
2、3分で着いて便利で安全だったのですが、今は音戸大橋を渡るしかありません。
いよいよ呉!かきしま海道サイクリングのゴールももうすぐ
工業地帯を抜けて走ります
音戸の瀬戸を渡ると、ここからは本州です。
いよいよ呉駅に近づいて、道も大通りになります。
製鉄所とバイパスとブルーラインという、海道の中では珍しい風景。
呉駅にゴール!
呉中心部に入ると、ブルーラインは引かれているものの、交通量は都市部のもの。
狭いし怖いし登りだし!
そして、ゴール!
呉駅に到着!
かきしま海道が行きやすくて楽しいぞ
かきしま海道は、能美島、江田島、倉橋島、そして呉。
海と街と工業地帯という、いろいろなエリアを走り抜けるコースでした。
広島に呉という大きい駅が拠点となりますので、行きやすい海道かと思います。
これにてかきしま海道サイクリング、走破です!
あー楽しかった!