今回のサイクリングは、富士山!
「自転車で富士山って?登るの?」と思われるでしょう。
いいえ、僕は坂道はニガテです。
実は富士山を中心に、大きな道路がぐるっと回っているんです。
名峰を360度から望みます。
自転車で富士山を一周します!
ロードバイクで富士山一周ロングライド「富士いち」ルートログ
富士五湖をめぐり、ぐるっと富士山を回ります

富士山一周のログをGoogle Mapで見る(別タブで表示)
GPSアプリデータ(参考)
総距離: 132.51km
合計時間: 14:27:47
平均移動速度: 10.17km/時
最高速度: 52.31km/時
最大標高: 1145m
最小標高: 492m
富士山一周サイクリングのスタートは御殿場駅から

スタートは御殿場駅。
御殿場駅から反時計回りに、
- 山中湖
- 河口湖
- 西湖
- 精進湖
- 本栖湖
- 白糸の滝
あとはふたたび御殿場駅へ、というルートで走ります。
御殿場駅-籠坂峠-山中湖
御殿場駅から山中湖に向けて出発!
目の前にはいきなり富士山が見え、気分が上がります。

ですが、御殿場駅から山中湖手前の籠坂峠まではずーっと登り道。
いきなり15km・標高差約600mを上る必要があります。
さらに交通量が多く、トラックもバンバン走る区間であり、スタートして早々ですが、走りにくさとしては一番の難所。

じわじわと登りが続き、まずは道の駅すばしり。

道の駅すばしりをすぎると、標高1,100mを目指し、いよいよ本格的な籠坂峠に入ります。


ここでポイントとして、御殿場駅から山中湖までは、富士急の路線バスで(自転車は輪行袋に入れたまま積み込んで)ショートカットし、体力を温存した状態で、山中湖からスタートするのもアリです。
バスで籠坂峠を越えるだけで、その後の行程がすごく楽になりますよ。

山中湖-河口湖

籠坂峠を越え、山中湖から河口湖に走ります。
このあたりは交通量が一番多く、観光シーズンには渋滞することも。安全運転で進みましょう。

河口湖-西湖-精進湖
河口湖を超えたら、車線は広いまま交通量が減るので、一気に走るのが楽になります。

西湖まで来ると、富士山の北側。
山梨県側から見る富士山の形は見事!

精進湖-本栖湖-朝霧高原-白糸の滝
精進湖を越え、本栖湖から白糸の滝までは
- 富士山がすごく近い
- 車道広い
- 路面きれい
- 15km以上の超ロングダウンヒル
と、コースの中でもイチオシのポイント!


特に朝霧高原の風景はきれいで、広い空と雄大な景色を感じながら走ります。

富士山一周の途中で疲れたら、エスケープもしやすい
河口湖を超えれば走りやすいとはいうものの、全行程で約130kmの長距離。
さらに、日本一の高さを誇る富士山です。
ふもととはいえ高低差があり、延々続く下り坂の後には、延々続く上り坂が待っています。
カーブを曲がった先が、まだゴールが見えない上り坂というのは心身ともに疲れます…
僕自身、何度も途中でリタイアしており、
- 河口湖方面
- 甲府方面
- 富士宮方面
と、公共交通機関にエスケープすることも忘れずに。無理は禁物です
例えば、ルートの3/4ほどを走った白糸の滝から、新幹線の新富士駅までエスケープした時のルート。

本栖湖から続けて、さらに20kmの延々ダウンヒル!
ブレーキを握りしめてもスピードが出るので、スピードを落とすのに精いっぱいで、逆に怖いほど。

というか、走破したものの、正直なところ…
白糸の滝を過ぎてから御殿場駅までの富士山の南側は、面白みに欠けるんですよ。

特に村山浅間神社から富士サファリパークあたりまでは、下った分を取り戻すかのように、延々15kmの上りになります。またかよ。
この区間は、休憩できるスポットも全然ありません。
ペダルをこぐ動力としては、「御殿場までゴールするぞー!」というモチベーションくらいしかないので、早々に近場の公共交通機関を利用するのもアリですね。
輪行の初心者にもおすすめのルートです

御殿場駅にゴール!
戻ってきました!
関東近郊からしまなみ海道は気軽には行けない距離ですが、富士山なら近いかと思います。
あまり知られていませんが、アクセスもしやすく、気軽にチャレンジできる素晴らしいコースですので、ぜひ走ってみてください!
あー楽しかった!
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