愛媛県の伊予市沖、海辺の道「夕やけこやけライン」。
愛媛県の西部、日本一細長い半島を貫く「佐田岬メロディーライン」。
この2つの絶景ロードを結んだ海道の名前は、「せとかぜ海道」と言います。
海の絶景と天空の絶景を自転車で走りました!
せとかぜ海道ってどんなとこ?
- 正式愛称は「伊予灘・佐田岬せとかぜ海道」
- 伊予市しおさい公園から佐田岬・三崎港まで、ブルーラインの全長は約78km
- 瀬戸内7海道のなかで、高低差が一番ある
- 三崎港まで行ったら、佐田岬半島を戻るか、九州に渡らなければ帰れない!
せとかぜ海道のゴールは三崎港ですが、さらに先には四国の最西端である佐田岬があります。
オプションルートとしても挑戦したいスポット。
参考記事>>>「佐田岬サイクリング」自転車で四国の最西端に行ってきた!
せとかぜ海道サイクリング前半|松山空港~夕やけこやけライン~八幡浜

飛行機輪行でロードバイクを運び、松山空港に到着。
自転車を組み立て、サイクリングのスタートです。
松山空港から伊予市を抜けて伊予灘へ
松山空港から伊予市方面へ。
空港の周辺は交通量も多く、しばらくはゆっくりと進みます。

伊予市しおさい公園から、せとかぜ海道の本線です。
ブルーラインが始まり、「三崎港」の文字を発見!

ブルーラインに導かれ、三崎港を目指します。
せとかぜ海道は、全体的に交通量も少なく、道路も広いので、走りやすかったです。
路面もすごくきれい!

海沿いの絶景サイクリング「夕やけこやけライン」

ひとつ坂を越えたところからは、いよいよ海沿い!
絶景の「夕やけこやけライン」が始まります。
海が近く、水平線に沈む夕日が美しい風景として有名です。
青い空、青い海、青いサイクリングロードと、気分は高揚しっぱなし!
「海にいちばん近い駅」下灘駅
かつて「海に一番近い駅」であったことで有名な、下灘駅に寄り道。


海辺を堪能して八幡浜へ
まだまだ海沿い!
佐田岬半島への入口である八幡浜を目指します。


夕やけこやけラインと佐田岬メロディーラインが交わる交差点に来ました。
まずは、前半の伊予灘エリアを走破!

八幡浜
四国の西の玄関口 九州へのフェリーが行きかう港町です

佐田岬半島の付け根の街、八幡浜に到着。
八幡浜は九州とのフェリーも結んでいる、開けた港町です。
宿泊地に選ぶのもおすすめ。
参考記事>>>せとかぜ海道サイクリングの宿泊地にも最適!八幡浜は素敵な街
八幡浜から三崎港まで、バスで移動するのもOK
時間の調整が必要なら、八幡浜からは三崎港までは、バスで移動するのもアリ。
路線バスもあるほか、松山からの長距離バスは、自転車を積むことができるサイクルバス。
三崎港まで行くことができるので、例えば復路を三崎港スタートで走ることもできます。

一日目はこれで終了。
翌日は八幡浜からスタートし、佐田岬半島を走ります!
せとかぜ海道サイクリング後半|八幡浜~メロディーライン~三崎港
佐田岬半島を走り、三崎港を目指します
八幡浜を出発し、さっそく佐田岬メロディーラインへ。
高低差はありますが、路面が広くてきれいで、走りやすかった!

日本一細い半島であり、右の瀬戸内海と左の宇和海を同時に見ることができます。

360度カメラで佐田岬半島を撮影! 右に瀬戸内海、左に宇和海が一度に見れます! – Spherical Image – RICOH THETA
風車が並ぶ風景
佐田岬半島の名物は、風力発電の風車。
大きな羽根が並んで立っている、壮観な風景です。

ずっと高いところを走ります。
景色が気持ちいいー!

メロディーラインの途中には、こんな壮大なトイレもあります

三崎の町が見えました。

三崎港の施設「佐田岬はなはな」に到着!
せとかぜ海道、走破!

四国の最西端!佐田岬灯台に行ってみよう
せっかくなので、三崎港からさらに先にも進んでみましょう。
四国最西端の碑がある、佐田岬灯台への挑戦です。


三崎港から佐田岬灯台までの道は、「「佐田岬サイクリング」自転車で四国の最西端に行ってきた!」をご覧ください。
三崎港の夜は、老舗の旅館「えびすや旅館」さんに宿泊。
良いお宿でした。

関連記事>>>せとかぜ海道で泊まるならここ!三崎港を代表するお宿「えびすや旅館」
山と海のダブル絶景コース!せとかぜ海道はいいぞ!
せとかぜ海道は、高低差はあるものの、道幅も広く、すごく走りやすい道でした。
夕やけこやけライン、メロディーラインともに大きい観光施設がありますので、休憩やトイレに困ることはありません。
長距離で高低差もあり、なかなか行けなかった、せとかぜ海道。
ついに、全線を走ることができました!
あー楽しかった!