愛媛県の西部を走るサイクリングコース、「伊予灘・佐田岬せとかぜ海道」。
伊予市しおさい公園から、佐田岬半島の「ほぼ」先端、伊方町三崎港までを結びます。
さらに、三崎港を過ぎて、佐田岬半島の先端「佐田岬」が、四国の最西端。
へー。せとかぜ海道の終点は、四国の「ほぼ」先端なのね。
もう少し進めば、四国の最西端なのか。
どうせなら、先端まで行ってみたいと思いませんか。
思いますよね。
思ったんです。
行きました!
佐田岬半島はずっと自転車で走るの?
八幡浜から佐田岬の距離は片道55km。高低差もあり、サイクリング難易度は高い
佐田岬半島は、日本一細長い半島。
八幡浜からの「佐田岬メロディーライン」は、右に伊予灘、左に宇和海と、二つの海を同時に眺めることができるエリアです。
自動車で走ると、「みかんの花咲く丘」(♪みーかんーのはーながー、さーいてーいるーって歌)が流れる区間があることで有名。
八幡浜から三崎港まで40km近くあるうえ、佐田岬灯台は三崎港からさらに先。
かなりの高低差があり、往復は初心者には難しいかも。
自転車をバスに乗せるか、三崎港でレンタサイクルを借りることで体力温存
今回の目的地は、あくまで四国の最西端の佐田岬。
そこで、佐田岬直前の三崎港まで、バスに自転車を載せてショートカットしてしまいましょう。
松山からの長距離バスは、前方に装着された自転車ラックに載せるという形式。
八幡浜からの路線バスもあります。
レンタサイクルを利用するなら、八幡浜から三崎港までバスで移動し、「伊方町観光交流拠点施設 佐田岬はなはな」にて、自転車を借りることができます。
佐田岬サイクリングの注意事項
この佐田岬は、本当に陸地の終着点です。
八幡浜に戻るか、宿泊するか、大分県に渡るか以外、選択肢がありません。
体力と時間管理はしっかりと。
三崎港から、目指すは「四国最西端」佐田岬!
三崎港(佐田岬はなはな)から、佐田岬灯台の駐車場までは15kmほど。
とはいえ、佐田岬半島の先端だけでも、三崎港から200mくらいは登ります。
三崎港から先は路線バスも走っていないため、自転車以外は、自家用車かタクシーしかありません。
コミュニティバスはありますが。
状況によっては途中で引き返すことも考えていましたが、四国最西端なんて、諦めるのはもったいないくらいの目的地!
では出発!
佐田岬灯台に向けて出発
三崎港を過ぎても、佐田岬灯台までの案内ラインはばっちりです。
さっそく登り坂が始まります。
振り向けば三崎港の景色。
佐田岬に向かう途中には、風力発電の風車群。
巨大な風車の羽根がぐわんぐわん回っています。
つづら折りの坂を繰り返しながら、半島の先端を目指します。
10kmちょいを走って、あと2km!
もうすぐ!
ゴール!
佐田岬灯台の駐車場に到着!
佐田岬灯台の駐車場から、灯台までは徒歩20分
佐田岬灯台の駐車場に着きました!
ここまでも自転車で坂道を越えてきましたが、さらに高低差がある遊歩道を20分歩きます。
まずは、佐田岬灯台の雄姿を見ることができる展望台へ。
絶景です!
さらに歩き、いよいよ佐田岬灯台のふもとへ。
そして、ゴール!
ここが四国の最西端!
来た道を、三崎港まで帰ります。
四国最西端「佐田岬」行ってみて!
気軽には行くことができない、四国の最西端の景色を堪能しました。
せとかぜ海道の先にある、ゴールのあとのブルーライン。
チャンスがあれば、ぜひ佐田岬まで進んでみてください!
せとかぜ海道本線のサイクリング記事はこちら!
5 件のコメント