瀬戸内海に浮かぶ、香川県の小豆島。
小豆島を一周するサイクリングを通称「マメイチ」といいます。
マメイチは、ロードバイクを趣味にする自転車乗りが走る、サイクリングの名所。
海を眺めて坂道を越え、一周を走りました!
- 一周のモデルルートは約82.4㎞
- 激坂はないけどジワッとした坂道がすごく多い
- バスやフェリーも想定して、無理のない旅程で走りましょう
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自転車で小豆島一周サイクリング マメイチルートログと高低差
自転車で小豆島を1周、基本コースの走る距離は約82.4㎞。
小豆島の南側には半島も多く、ショートカットすれば57km程度まで短縮することもできます。
小豆島は坂が多い
全域にわたって、小豆島は坂道が多いことに注意が必要です。
細かい登りをくり返し、モデルルート約82.4kmの獲得標高はなんと1,100m!
タテに1000mを越えるって…!
次々に坂道が現れて、「きれいな景色!」と「もう勘弁してくれ…」が入り乱れる、ハードな道でした。
小豆島一周マメイチ スタートは坂手港から
神戸から夜行のジャンボフェリーに乗り、明朝に小豆島の南東、坂手港に到着。
中心部の道路に進み、時計回りに小豆島を一周します!
坂手‐草壁‐池田‐土庄
小豆島の南側は、観光地が集まる市街地ルート。
坂手港と草壁港のあいだは「醤の郷(ひしおのさと)」と呼ばれており、醤油の醸造所がたくさん並んでいます。
町並みもきれいな、人気のエリア。
草壁港、池田港を経由して、小豆島の西側、土庄(とのしょう)まで走ります。
土庄を一周
土庄港の手前から、わずか10km程度ですが半島を一周します。
土庄港は、小豆島の港の中で、いちばん多くの航路と便数がある港。
ホテルも多くて観光地へも近く、滞在の拠点となる町です。
エンジェルロード
小豆島の人気観光スポット、エンジェルロードに寄り道。
引き潮の時だけあらわれる、砂浜の散歩道です。
景色が良いけど坂道も多い!
半島をぐるっと一周、土庄港を目指します。
海のすぐそばの、気持ちいい道。
と思ったら、小さな半島なのにしっかりと坂道!
上り下りを繰り返して、土庄港まで10kmほどを周ります。
土庄港
半島を一周して、小豆島の玄関口である土庄港に到着!
世界一の狭さでギネス認定!土渕海峡(どふちかいきょう)
土庄を走っていると、土渕海峡(どふちかいきょう)をとおります。
全長約2.5kmで、最大幅は約400m、最狭幅は9.93m。
世界一幅の狭い海峡として、ギネスブックに認定されました。
土庄‐大部‐福田
土庄を過ぎ、ここからは小豆島の西岸~北岸に進みます。
小豆島の観光スポットは島の南部に固まっており、北部は交通量も少ないエリア。
ただ…
走りやすくて穏やかな、気持ちいい道だと思ったら、
なんかすっごい坂が見えてるし!
こんなのばかりで心が折れます
しょっちゅう、こんな高さまで上ります。
小豆島は花こう岩の産地でもあり、大阪城の石垣を切り出した場所としても有名です。
道の駅「大坂城残石記念公園」。
まだまだ、上って下ります。
海抜ゼロメートルなのは港の周辺くらいで、あとは山を越えていく感じでした。
岡山・日生(ひなせ)港と小豆島を結ぶ、大部港。
あと12.5km!
大部港から福田港の間は広大な石切り場があり、突然景色が変わります。
写真では伝えきれない、壮大な光景!
福田‐草壁
姫路との航路が出る、福田港。
もうすぐ一周、ラストスパート!
南部の町が近くなり、市街地の風景になってきました。
安田交差点。
ここは坂手港から出てきたところなので、ここで一周になりました!
区切り良く、少し先の草壁港まで走ります。
ゴール!
小豆島を一周+αして、草壁港に到着!
小豆島一周マメイチの3D動画と走ってみた感想
にぎやかな南側と、静かで走りやすい北側。
海と山の景色を楽しみながら、6つの港をつなぐサイクリングでした。
約82.4kmと走りやすい距離に思えるのですが、やはりたくさんの坂を越えるうちに、体力は削られます。
短距離コースを組んだり、バスを利用したり、一区間だけを楽しむこともできますので、観光を挟むなら、無理なく楽しみましょう。
これにて、マメイチ走破です!
あー楽しかった!
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