ロードバイクを梱包して電車に乗るための袋が「輪行袋」。
僕が初めて輪行に行くときに購入したのが、オーストリッチの輪行袋「ロード320」。
縦置き型と言われる輪行袋です。
オーストリッチのサイトにも定番と書かれており、そのロード320から、L-100、SL-100と、同じオーストリッチで選んできているので、横置き型があるということを知らなかったんです。
さて、縦型輪行袋のほかに横型があると知ったなら、思ってしまいますよねえ。
違いはなに?って。
比較するために、横型輪行袋も購入してみました!
比較対象の縦置き型・横置き型輪行バッグ
縦置き輪行袋代表 オーストリッチ SL-100
横置き輪行袋代表 モンベル コンパクトリンコウバッグ
「輪行バッグ」ではなく、「リンコウバッグ」というカタカナが正式名称です。
縦型と横型をいろいろ比較してみよう
輪行袋のサイズ
まずは輪行袋本体の大きさから。
写真を見てのとおり、収納後の本体サイズはそれほど変わりません。
オーストリッチSL-100は少し太くて短く、モンベル コンパクトリンコウバッグは少し細くて長く見える程度です。
輪行袋の重量
次に、輪行袋本体の重さ。
オーストリッチ SL-100(縦型) | モンベル コンパクトリンコウバッグ(横型) | |
重さ | 200g | 297g |
100gの差はありますが、持ち歩いていて気になるほどの差ではありません。
ロードバイク梱包後のサイズ
ロードバイクを梱包したときのサイズ。
これは乗っている自転車それぞれによって違いますが、例として、僕の自転車を梱包時の状態にして、メジャーで計ってみました。
縦型 | 横型 | |
横幅 | 92cm | 113cm |
横幅のサイズの差は、20cmほど。
手のひら一つ分くらいの差があります。
これを大きいと見ると小さいと見るか?
電車内に持ち込んだ時のイメージ
縦型は、ちょうど二人席くらいの幅。
横型は、二人席からはみだし、通路にまでかかってしまいます。
座席が横長の電車だと、通路にかかる長さがすこし目立ってしまいそう。
縦置き・横置きそれぞれのメリット・デメリット
縦型 | 横型 | |
メリット | 横幅が短いため、コンパクトでジャマにならない | エンド金具が不要。 車体を逆さにするだけなので、輪行袋に梱包するまでの手間がかからない |
デメリット | エンド金具を装着するひと手間がかかる。エンド金具を忘れたら輪行ができなくなる。 | 横に長いため、混んでいる電車の中でジャマになりやすい。上からかぶせる方法のため、袋に底が無い(※) |
(※)で示したデメリットについては、コンパクトリンコウバッグに関しては、ロードバイクの上からかぶせる方法のため、輪行袋の底がありません。
よって、移動途中に、自転車から何か部品が落ちると、気づかずにそのまま無くしてしまう可能性があります。
チェックはしっかりと!
↓実際にやらかしました。焦りました…
どちらの輪行袋を選んでも、結局は慣れ!
輪行袋本体の収納サイズと重さは気にしなくても良いですが、ポイントとなるのが、「梱包までの手間と時間」「梱包後のサイズ」ですね。
ただ、結局は慣れです。
縦型のエンド金具を装着する時間も、慣れればあっという間に終わります。
横型の梱包後のサイズも、動き方に慣れれば、それほど気にすることもなくなるのでしょう。
では、僕がどうするかというと、これまでの輪行で慣れているというのが一番大きいのですが、やはり電車の中で邪魔にならないこと。
あと一つ、横型は梱包のさいに、フレームをタイヤで挟んだあと、どうもうまく固定できなかったんですよ。これも慣れでしょうけれど
移動のあとに梱包を解いたら、タイヤの固定がずれて、いろんな箇所に負荷がかかってしまっていました。
ということで、僕は「縦型」のまま行きます!
輪行袋を選ぶさいの参考にしてください!