自転車で淡路島に渡るルートとして、定番は明石と岩屋を結ぶジェノバラインですが、
大阪府南部の岬町と、淡路島の洲本を結ぶ航路があります。
この記事では「深日(ふけ)洲本ライナー」を紹介します。
もくじ(読みたい項目をチェック)
深日洲本(ふけ-すもと)ライナーってどんな航路?
深日洲本ライナーは大阪府岬町の深日(ふけ)港と、淡路島中部の洲本(すもと)港を結ぶ航路。
移動時間は約1時間です。
深日洲本ライナーは「社会実験航路」
深日洲本ライナーは定期航路ではありません。
2017年度から継続している実験航路であり、各年度ごとに需要を調査しながら運航しています。
2023年度は週末の運航です
僕が乗った便は席がほとんど埋まっていました。
前もって予約するほうが安心です。
深日洲本ライナーに乗ってみた
洲本港で乗船手続き
淡路島を走った帰りに、洲本から深日まで利用してみました。
出航時間近くになると、大阪の深日港から航行してきた船が到着しました。
スポーツ自転車の積載もOKです
深日洲本ライナーが助かるところは、ロードバイクやクロスバイクなどを積み込んでもらうことができること。
前輪を外して、船の2階に上げてもらいます。
前輪を外すことができないシティサイクルは積み込みできません
船内は座席が並んでいる高速船タイプ。
自転車から外した前輪は、手で持って座ります。
深日港に到着
1時間の航海ののち、あっという間に深日港に到着!
最寄り駅は南海電車多奈川線の深日港駅。
深日港の船着き場から深日港駅までは徒歩3分です。
なお、深日港から淡路島に向けて乗るときは、港にある観光案内所が乗船券売り場です。
淡路島の洲本を拠点にできる便利な航路です
特に南大阪や和歌山方面からだと、明石までぐるっと回るのは時間がかかり、淡路島は行きにくい場所になってしまいます。
逆に淡路島を走っていても、本州への玄関口が岩屋だけというのも制限が強い感じ。
中心部である洲本を拠点にできるのは、コース設定の幅が広がる、便利な航路だと思います。
社会実験航路として、良い結果が出ますように!
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