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初心者こそ行ってみて!しまなみ海道サイクリングの魅力を紹介

しまなみ海道 因島大橋を走る自転車イラスト

サイクリングコースとして大きな人気を集め、「サイクリストの聖地」としても知られる、瀬戸内しまなみ海道。

しまなみ海道の魅力は日本国内だけでなく、世界にまで知られています。

世界で最も素晴らしい7大サイクリングコース(CNN:7 best bike routes in the world)にもしまなみ海道の名前が挙げられ、世界で最も信じられないくらい(素晴らしい)サイクリングコースの一つ(CNN:One of the world’s most incredible bike routes)と紹介されています。

  • しまなみ海道ってどんなところ?
  • サイクリングの経験がない、初心者でも大丈夫?
  • どんな服装で行ったらいい?

僕が初めて挑戦したときは、知らないことばかりだったので、ポイントをまとめてみました。

初めてしまなみ海道にサイクリングに行く方のお役に立ちますように!

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しまなみ海道について解説

しまなみ海道の位置説明イラスト

広島・尾道と愛媛・今治を結ぶサイクリングコース

しまなみ海道は、広島県尾道市から、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島の6つの島を経て、愛媛県今治市までを結んでいます。

すごく細かく言うと、正式名称は西瀬戸自動車道という高速道路の愛称。

下の地図では、黄色のラインが「高速道路しまなみ海道」で、赤の点線が「しまなみ海道サイクリングコース」です。

しまなみ海道サイクリングコースイラスト

『自転車でもっと楽しく しまなみ海道サイクリング』より

しまなみ海道へのアクセス

しまなみ海道へは、「尾道」はJR尾道駅、「今治」はサンライズ糸山(糸山サイクリングターミナル)が基点です。

サンライズ糸山は、JR今治駅から6kmほど。

最寄りの駅は波止浜(はしはま)駅ですが、小さな駅なのでまずは今治駅からどうぞ。

関連記事>>>【しまなみ海道への行きかた】今治・尾道へのアクセス方法を解説

しまなみ海道サイクリングはなんで人気なの?

しまなみ海道のサイクリングが人気の理由は、なんと言っても、瀬戸内海の風景を楽しみながら、自転車で走ることができるから!

景色がいい!

海、山、青い空と、目の前に素晴らしい絶景が広がります。

しまなみ海道 多々羅しまなみ公園 サイクリストの聖地碑

自転車で海の上を走れる!

風を浴びて、空を飛んでいるような気分になります。

来島海峡大橋4㎞を走る爽快感は、叫びたくなるほどの気持ちよさ!

しまなみ海道 来島海峡大橋

自転車でも走りやすい!迷わない!

車も少なく、自転車でも快適に走ることができます。

さらに、サイクリングのルートを示す「ブルーライン」が引かれているので、迷うことはありません。

しまなみ海道のブルーライン

自転車で走る距離はどれくらい?

高速道路は60km、自転車は70km

しまなみ海道は、それぞれの島が10本の橋で結ばれ、全長は約59.4kmです。

ですが。

実はこの距離は、高速道路の距離。

ほぼ同区間のサイクリング推奨ルートの距離は、全長約70kmです。

なんで10kmも違うの?

それは、それぞれの橋には歩行者・自転車の専用道路があるものの、橋を渡ったあとは、島の一般道路に降りて走ることになるから。

一般道は島の外周(海岸線)を回ることも多く、その分、走る距離は長くなっています。

しまなみ海道は意外に高低差がある

しまなみ海道 登り坂の標識

さらに、それぞれの橋を渡るたびに、前後に設けられたスロープを通行することになります。

のぼって下ってを繰り返し、獲得標高(上った高さの合計)は662m。

島の一般道路よりも、橋に上るための高低差のほうが激しいのでご注意ください。

しまなみ海道サイクリング 高低表

『SHIMAP しまなみ海道観光マップ』より

自転車での所要時間はどれくらい?

体力に自信のある人で5~6時間、健脚の経験者なら3~5時間、初心者やゆっくり走って8~10時間程度と言われています。

実際に自転車で走って計測したところ、僕の場合は6時間でした。

詳細記事>>>自転車で測った!しまなみ海道サイクリング|島ごとの距離と所要時間

初心者でも、クロスバイクやロードバイクであれば、一日あれば走破は可能です。

ただ、いきなり全線70kmのサイクリングはきついです。本当に。

体力を考慮のうえ、ノンビリと観光を楽しみ、途中の島内で1泊する旅程を組むことを強くおすすめします。

時間に余裕を持って楽しむことができますよ。

参考記事>>>しまなみ海道1泊2日サイクリングのモデルコースを組んでみた

橋の通行料金は?

「しまなみサイクリングフリー」企画により、自転車通行料金は期間限定で無料になっています

※おそらく、この無料企画は続きます。無料企画が始まる前は、6つの橋を自転車で渡った通行料合計額は500円でした

なお、尾道と向島を結ぶ尾道大橋の歩道は狭く、自転車での安全な通行には向きません。

向島までは渡船を利用しましょう。

尾道~向島間の渡船
尾道~向島間の渡船

初心者はどんな服装で行けばいい?

サイクリストはビシッとしたウェア(サイクルジャージ)を着ているイメージがありますが、初めての初心者が行くなら、スポーツウェアで充分です。

もしロードバイクを趣味にしているなら、カジュアルなサイクルウェアを一着持っていれば、どこにでも行けるので便利ですよ。

カペルミュール 半袖ウェアのイメージ

参考記事>>>【季節・気温ごと】ロードバイクのサイクルウェアを解説!初心者におすすめのサイクリングの服装は?

しまなみ海道サイクリングの持ち物は?

レンタサイクルを借りての体験なら、特に持ち物を気にすることはありません。

ロードバイクを持っていて、電車で輪行(りんこう)するなら、持ち物チェックリストを参考にしてください。

参考記事>>>輪行(自転車旅行)持ち物チェックリスト

初心者でも楽しめる!しまなみ海道サイクリング行ってみて

しまなみ海道生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋

ガッツリ楽しむよ!という方はもちろん、「いきなり70kmなんて無理だよ!」と思った方も大丈夫。

ほんのひと区間だけでも満喫できますので、潮風を浴びながら、景色を楽しむというのもアリです!

ゆっくりと走らなければもったいないほどの絶景です。

これだけの魅力が詰まったサイクリングロードを、あなたもぜひ体験してください!

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