静岡県浜松市と湖西市にまたがる湖、浜名湖。
浜名湖を一周するサイクリングを通称「ハマイチ」といいます。
ハマイチは、ロードバイクを趣味にする自転車乗りが走る、サイクリングの名所。
多彩な風景を眺める湖岸を走りました!
- 高低差は少ない
- 浜名湖の東側は自転車道、西側は車通りの多い一般道
- ルート案内の矢印はあるが、見逃し注意!
自転車で浜名湖一周サイクリング ハマイチルートログと高低差
自転車で浜名湖を1周、基本コースの走る距離は約70km。
浜名湖を一周するあいだに、激坂はありません。
東側と北側はほぼ平坦、西側はじわっとした坂を何度か越えます。
獲得標高は670mで、いつの間にかじわじわと高低差を超えている、という感じ。
浜名湖特有の地形が特徴
浜名湖は日本で10番目の広さを持つ湖です。
4つの枝湾(えだわん)を持ち、形は複雑。湖の周囲長は日本で3番目の長さになります。
手のひらの中心が浜名湖で、指が枝湾というイメージですね
湖岸でほとんど曲がることがない琵琶湖や霞ヶ浦と違って、すごく入り組んでいます。
浜名湖一周ハマイチ 弁天島駅からスタート
新幹線の浜松駅で乗り換えて、降りる駅は弁天島駅。
浜名湖畔にすぐ近い駅として選びました。
フルで浜名湖一周をすると、広がる枝湾へ向かうのですが、浜名湖一周サイクリングWEB|サイクリングコースに設定されたハマイチのコースに従います。
まっすぐ中之島大橋・浜名湖大橋を渡って、浜名湖周遊自転車道へ向かいます。
浜名湖周遊自転車道で奥浜名湖へ
浜名湖の東岸は強風に注意!
弁天島駅をスタートすると、すぐに中之島大橋と浜名湖大橋を渡ります。
ここがさっそくの注意箇所で、強風の名所!
横風が強くてかなりふらつくので、安全を第一に進みましょう。
この日は車道を走るなんてとても怖くてできない、歩道を歩くのが精一杯という強風でした
浜名湖ガーデンパークそばの道路を進みます。
浜名湖周遊自転車道
しばらく進むと、浜名湖周遊自転車道へ入ります。
浜名湖岸を進みながら、広がる空と湖面の眺めを楽しんで走れる自転車道。
弁天島駅から12km、浜松の観光地、舘山寺温泉に出ました。
舘山寺温泉
舘山寺温泉はホテルに遊園地に動物園にロープウェイという、浜松いちばんの観光地。
温泉街というよりも、遊びに行くエリアですね
行楽シーズンは周辺が大混雑するので、安全運転で進みましょう。
遊園地の敷地に挟まれた細い道路(通路?)も走ります。
ちゃんとナビのペイントがある正式コース。
観光地エリアを抜け、一般道をとおって、もういちど自転車道へ。
浜名湖東岸の終わり、気賀。
目印の「みをつくし橋」は、奥浜名湖サイクリングコースのシンボルとして造られた橋。
ここで浜名湖の東岸は終わり、進路を変えて、北岸の「奥浜名湖」エリアを23kmほど三ケ日まで進みます。
景色は良いけどルートに注意!浜名湖北岸(奥浜名湖)
みをつくし橋からは、湖岸と一般道を繰り返しながら三ケ日へと進みます。
浜名湖サービスエリアの横が浜名湖一周のコースになっているとは知らなかった!
浜名湖の全体にわたって、サイクリングルートを示す青い矢印は整備されています。
ただ、合っているのか自信が無いほどの道もあるので気を付けて。
もうすぐ三ケ日(みっかび)。
浜名湖の北岸も終わりです。
三ヶ日からは最後の区間、浜名湖西岸を弁天島駅に向かって走ります。
交通量の多い一般道 浜名湖西岸 三ケ日-弁天島
浜名湖の西側は県道301号線をメインに、広い道路を弁天島駅に進みます。
途中からさらに交通量が増えるので、安全運転で進みましょう。
弁天島まで戻ってきた!
ゴール!
浜名湖を一周して、再び弁天島駅に到着!
浜名湖一周ハマイチの3D動画とハマイチを走った感想
湖東、湖北、湖西と、どんどん景色が変わる浜名湖。
サイクリングコースは67kmと走りやすい距離であるうえ、湖東・湖西はバス、湖東は電車(天竜浜名湖線)と、短距離のコースも組みやすいのが嬉しいです。
ただ、事前情報を調べていっても、弁天島駅の観光案内所でマップをもらっていなければ迷ったかもしれません。
それくらい、あちらこちらで曲がります。
一周にこだわらなくても、一区間だけを楽しむこともできますので、ロードバイクの初心者にもおすすめです。
これにて、ハマイチ走破です!
あー楽しかった!
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