僕がロードバイクの走行動画を撮るために買った、「GoPro HERO7 Black」。
前回の記事「GoPro HERO7の電池持ち(連続撮影時間)と動画のファイル容量を調べてみた」にて、スタンダードな動画設定(フルHD(1,920*1,080)60fps)では、連続撮影時間は約1時間40分であることがわかりました。
ただ、GoPro HERO7 Blackは、本体のみでは固定できず、フレームにはめ込まなければなりません。
ただこのフレーム、硬くて取り外しが面倒くさく、電池を交換するのも、マイクロSDカードを交換するのも、すごく大変なんですよ…
ということで、電池を交換せずに撮影時間を延ばす方法として、モバイルバッテリーを買ってみました。
これで、GoPro HERO7 Blackに電源を供給しながら撮影できるはず!
この記事では、GoPro HERO7 Blackにモバイルバッテリーをつないで撮影したら、何時間の連続撮影時間ができるのか?を検証します。
GoPro HERO7 Black+モバイルバッテリーの連続撮影時間の計測方法
撮影の動画設定は、スタンダードなフルHD(1,920*1,080)60fps。
まずは普通に撮影ボタンを押して、撮影します。
連続撮影は1時間40分で電池が切れるはずなので、1時間後にフル充電したモバイルバッテリーを接続します。
撮影開始1時間後、モバイルバッテリーをGoPro HERO7 Blackにつなげます
用意したモバイルバッテリーは、ANKER(アンカー)の10,000mAhという、小型ながら大容量のバッテリーです。
バッテリー容量(mAh)とは、接続した機器に送ることができる電流の数値。
数値が大きいほど、多くの容量・回数の充電ができます。たとえばバッテリー容量が2,500mAhのスマホなら、10,000mAhのモバイルバッテリーで約3回充電できます。
実際はバッテリー容量の100%が充電できるわけではなく、だいたい70%程度と見ておけば安心。
給電する対象、GoProのバッテリー容量は1,220 mAh。
モバイルバッテリー10,000mAhのうち70%(7,000mAh)が生きるとすると、1,220 mAhのバッテリーは6回くらいは充電(600分ぶん)できる計算。
連続撮影時間は一気に10時間も伸びるはず!
GoPro HERO7 Black+モバイルバッテリーの連続撮影時間の計測結果
SDメモリーカードが先にいっぱいになる予想外の結果
翌朝に電池の残量を確認しました。
僕の予想では、GoPro HERO7 Black本体と、モバイルバッテリーの電池がカラになった状態になっているはずだったのですが…
モバイルバッテリーはランプ2つ。
50%が残っています。ん?
本体は…電池残量100%?
メモリ残量表示「SD フル」?
あれ???
まさかと思い、GoProのマイクロSDカードを確認。
うおー!
充電が切れる前に、128GBのメモリーカードがいっぱいになってる!!!
合計再生時間を計算
フォルダの中のファイルを確認するだけでも気が遠くなりますが、整理しました。
- 連続撮影で分割されたファイル数 30個
- 保存された動画の合計再生 8時間38分55秒
GoPro HERO7 Black+モバイルバッテリーの連続撮影時間まとめ
当初の目的は「GoPro HERO7 Blackはモバイルバッテリーで撮影時間がどれだけ伸びるのか?」でしたが、電池が切れるより前に、SDカードがいっぱいになってしまうとは…
ものすごく長く撮影できるんですね!
結論
GoPro HERO7 Blackに128GBのメモリーカードを入れてモバイルバッテリーで撮影すると、
- 約8時間30分の連続撮影ができて、モバイルバッテリーの容量も50%残る
- SDカードがいっぱいになって撮影がストップする
ということがわかりました。
GoProに関しては、交換用バッテリーを用意するよりも、モバイルバッテリーをフロントバッグやトップチューブバッグから接続するほうがラクそうですね。
以上、検証終わり!