しまなみ海道にあるフェリー航路のうち、メインの一つである、尾道と生口島・瀬戸田港を結ぶ航路。
尾道‐瀬戸田航路には、主に休日に、自転車をそのまま積み込むことができるフェリー「サイクルシップラズリ」が運行します。
この記事では、しまなみ海道をクルーズ船として旅を豪華にする「サイクルシップラズリ」について紹介します。
本当にカッコよくて楽しいんですよこの船!
サイクルシップラズリの基本情報
サイクルシップラズリは、2018年10月28日開催の国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2018」においてデビュー。
のちに、尾道と瀬戸田を結ぶ定期航路に就航しました。
Lazuli(ラズリ)はペルシャ語で「青」という意味。
しまなみ海道の海や島と、サイクリングロード(ブルーライン)を船で繋ぐことをイメージして命名されました。
すごくいいネーミングだと思う!
サイクルシップラズリの運行情報
航路
サイクルシップラズリが結ぶ航路は、
- 尾道駅前
- 尾道新浜
- 因島重井東
- 須ノ上(佐木島)
- 瀬戸田沢(生口島)
- 瀬戸田(生口島)
です。
太字はしまなみ海道と接続している港。
運航日・時刻表
サイクルシップラズリの運行カレンダーはこちら。主に休日に運航しています。
https://s-cruise.jp/timetable/
平日は「シトラス」という旅客フェリーが運航しています。
サイクルシップラズリは、自転車も乗れることをクルーズ船としてアピールしていますが、シトラスにも自転車はそのままで乗船OKですので、安心してください。
料金
尾道‐瀬戸田の旅客運賃は1,300円。
自転車は500円です。
サイクルシップラズリに乗ってきた
サイクルシップラズリは、2階建ての中型旅客フェリー。
自転車のタイヤを模したアーチがおしゃれです。
旅客定員75名(うち客席内45席)、自転車積載台数は約50台。
この日も瀬戸田港から、多くの乗客が乗り込みました。
航行中はこの景色!
島々を眺めるクルーズ旅です。
2階はオープンデッキとなっており、サイクルスタンドもあります。
航行速度はけっこう速いので、風が直撃します。
寒く感じたら、1階の屋内客室へどうぞ。
1階は前方に屋内客席と、後方に駐輪スペース。
フェリーを使えば、しまなみ海道の自転車旅も快適!
瀬戸田港は、尾道からしまなみ海道を進んで3つ目の島、生口島にあります。
「「尾道発着半日コース」初めてのしまなみ海道サイクリング。こんなプランはいかが」のように、時間や体力に合わせて
- 尾道から瀬戸田までサイクリング → 帰りはフェリー
- 尾道から瀬戸田までフェリー → 帰りはサイクリング
- 尾道から瀬戸田までフェリー → 生口島一周サイクリング → 再びフェリーで尾道へ
など、短距離の旅程を組むこともできます。
移動手段というだけでなく、風を浴びながらのクルーズ船旅になる、サイクルシップラズリ。
しまなみ海道のサイクリングルートに組み込むのも楽しいですよ!