しまなみ海道のど真ん中、大三島にある「WAKKA(わっか)」。
この記事では、
- ホテル
- カフェ
- アクティビティ
が揃った「WAKKA(わっか)」で過ごした一日を紹介します。
海辺のカフェ&ホテルからの景色は必見!
夜の雰囲気も最高でした!
WAKKAってどんな施設?
「WAKKA」はサイクリストはもちろん、観光で立ち寄っても楽しめる、しまなみ海道の楽しみを最大限に便利にしてくれる施設。
宿泊者以外でも、シャワーやランドリーが使えて、サイクルタクシー・サイクルシップの受付もできるという、しまなみ海道の拠点となる施設です。
WAKKAってどこにあるの?
WAKKAがあるのは、しまなみ海道の大三島。
多々羅大橋のふもと(多々羅しまなみ公園)から1.2kmほどです。
自転車なら自走ですぐ。
道路沿いに大きな看板もあるので、迷うことはありません。
入口の建物は、ホテルのチェックインや各種受け付けのレセプション棟。
カフェ利用の場合は、そのまま奥に進んで海辺のエリアへ。
カフェエリアまで自転車を持って行ってもOKです。
WAKKAのカフェが最高すぎる
海沿いまで来ると、カフェのカウンターがあります。
座席はしまなみの島々と多々羅大橋を望む、解放感にあふれたオープンテラス!
季節の風や香りを感じながら、ゆっくりと休憩できます。
最上段には、冷暖房が効いた屋内スペース。
いつでも快適です。
WAKKAの入口に駐輪場はありますが、このカフェまで自転車を持ってきても大丈夫。
写真のとおりサイクルスタンドがあります
しまなみ海道の景色と愛車を眺めながら、カフェ時間なんて良いですねえ。
11:00-17:00 (火曜定休)
※フードは11:00からの提供
※L.O.フード14:00/ドリンク16:30
アクティビティで「うさぎ島」大久野島に行ってきたよ
WAKKAはホテルやカフェだけの施設ではないのがポイント。
個別に申込みができるアクティビティも豊富にあり、今回は「うさぎ島(大久野島)ショートツアー」に申し込んでみました。
往復40分+滞在50分の90分間のショートツアーで、WAKKAから直接発着で大久野島を観光します。
「うさぎ島」大久野島
大久野島は広島県竹原市の忠海(ただのうみ)と大三島のあいだにある、小さな島。
国民休暇村もあって旅行先として人気ですが、戦時中は毒ガスの製造を行なっており、「地図にない島」としての歴史を持つ島です。
現在は国立公園に指定され、約500~600羽ものうさぎがいることで知られており、多くの観光客が訪れています。
忠海港~大久野島~大三島の盛(さかり)港と、乗船時間15分のフェリーで上陸することができます。
三原からの土日祝日限定航路もあります。
WAKKAのサイクルタクシー船で出航
WAKKAの目の前にある桟橋から、高速船に乗り込んで大久野島に向かいます。
うさぎ島ショートツアー出発!
船内に入ることもできますが、デッキに置かれたイスに座っていてもOKということで、外で座らせてもらいました。
ぐんぐんと速度が上がって…
あっという間に大久野島の桟橋に到着。
大久野島での滞在時間は50分。
うさぎはどこかな?と探すまもなく、いるー!
めっちゃいる!(*ノˊᗜˋ*)ノワーイ
思う存分うさぎとたわむれます
大久野島は周囲4kmの小さな島ですが、整備されていて歩きやすいです。
広場や道路わきにはうさぎがたくさん!
おなかが空いているうさぎは近づいて来るので、ポリポリとエサをかじる姿を堪能しましょう。
ニンジンはWAKKA出港時にもらいました。島内にはエサは無いので注意。
抱きかかえたり、餌を残したりはダメ。環境をだいじに触れ合います。
あっちにも、こっちにも…と、たくさんのウサギにニンジンをあげ続け、50分の散策時間はあっという間に過ぎてしまいました。
帰りも高速航行です
帰りの桟橋には偶然、観光高速船のシースピカが寄港していました。
WAKKA桟橋に帰着すると、ちょうど夕方のチェックインの時間。
今夜はこのWAKKAに宿泊します!
WAKKAに泊まってみた
しまなみ海道と瀬戸内海を目の前で堪能できるホテル
WAKKAの部屋タイプは3種類。
- ドームテント
- コテージ
- ドミトリー
があります。
ドームテント
電子錠付きの木製ドアにエアコン完備という、ドーム型の特別な空間。
テントのキャンプ気分を手軽に楽しめる部屋です。
コテージ
朝に目覚めた瞬間からしまなみの絶景に包まれる、オーシャンビューの大きな窓。
寝ながらでも景色を満喫することができるという間取りです。
夕食はデッキでバーベキューを楽しむことも。
ドミトリー
秘密基地のような、リーズナブルに泊まれる部屋。
1グループ1室の貸切です。一人で泊まっても一室貸切です
ドミトリーに泊まったよ
今回宿泊したのはドミトリータイプの部屋。
A~Dの4室があり、それぞれの部屋に4つの就寝スペースがあります。
壁にはロードバイクを架けられるサイクルハンガーがあるので、グループライドの宿泊にも合いそうですね。
ドミトリーは就寝スペース内にタオルやアメニティが入った袋がかかっており、リーズナブルに泊まることに特化した間取り。
トイレとシャワールームは共用です。
宿泊者は夕方から夜にかけて、温浴施設「マーレグラッシア」や、大山祇(おおやまづみ)神社がある宮浦地区への無料送迎があります。
宮浦地区は食事ができる場所もたくさんあるので、ドミトリー宿泊者は運んでもらう人が多そうですね。
コテージとドームテントのデッキでは、バーベキューを楽しめます
WAKKAの夜が最高だった
無料送迎を利用して、ゆっくりとお風呂と晩ごはんを済ませました。
あとは寝るだけ…
なのですが、じつは一般営業を終了しているカフェが、宿泊者のために21時まで営業しています。
さらに18時以降は翌朝まで、終日フリースペースとしてポットと電子レンジが置かれて自由に利用可能。
一人でも、大勢でも、多々羅の海を眺めながら夜を過ごすことができます。
夜のWAKKAも良い雰囲気!
一日楽しかった!おやすみなさい!
明朝は朝もやにかすむ、生口島と多々羅大橋を眺めながらカフェで朝食。
暖かくて甘い、焼きたてクロワッサンのプレートです。
WAKKAでの一晩を堪能しました!
ホテルもカフェもアクティビティも!WAKKAに寄って泊まってみて
大三島は魅力ある島でありながら、しまなみ海道があまり長く通らず、コース上に立ち寄れるスポットがないのが残念でした。
WAKKAはカフェやホテルのほか、サイクリングサポート(レンタサイクル、サイクリスト専用タクシー、海上タクシー、レンタサイクル返却代行)なども充実しており、大三島を回る拠点としてピッタリ。
- 生名島で燻製づくり体験
- 岩城島で船釣り体験
- 大三島でいちご狩り
など、こんなに遊ぶところがあったのか!とワクワクするアクティビティもたくさんあります。
しまなみ海道を遊ぶ入口として、利用方法は無限大!というWAKKA。
まずはホテル&カフェから、魅力に触れてみてください。
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