ロードバイクの走行動画を撮るために買った、「SONYアクションカム HDR-AS300」。
前回の記事にて、連続撮影時間は約1時間50分であることがわかりました。(フルHD(1,920*1,080)60fps)
ソニーHDR-AS300の電池持ち(連続撮影時間)と動画のファイル容量を調べてみた
この記事では、ソニーのアクションカム HDR-AS300にモバイルバッテリーをつないで撮影したら、何時間の連続撮影時間ができるのかを検証します。
予備電池だらけで走行動画を撮っています
僕がサイクリングの動画を撮るときは長時間の映像になるため、交換用の電池は5個用意しています。
「GoPro HERO7 Blackはモバイルバッテリーで撮影時間がどれだけ伸びるのか?大実験!」にて、GoPro HERO7 Blackの場合は、モバイルバッテリーにつなげば撮影時間が8時間30分まで長くなることが分かりました。
128GBのSDメモリーカードがいっぱいになって録画停止
たくさんの予備電池を持っていくよりも、モバイルバッテリーひとつで長時間の撮影ができるなら、そちらのほうがラクですね。
HDR-AS300はどれくらい撮影時間が延びるのでしょうか?
ソニーアクションカムHDR-AS300+モバイルバッテリーの連続撮影時間の計測方法
撮影の動画設定は、スタンダードなフルHD(1,920*1,080)60fps。
まずは普通に撮影ボタンを押して、撮影します。
連続撮影は1時間48分で電池が切れるはずなので、1時間後にフル充電したモバイルバッテリーを接続します。
撮影開始1時間後、モバイルバッテリーをHDR-AS300につなげます
用意したモバイルバッテリーは、ANKER(アンカー)の10000mAhモバイルバッテリー。
小型ながら大容量のバッテリーです。
給電する対象、ソニーのアクションカム用バッテリー容量は1,240mAh。
Amazon|SONY リチャージャブルバッテリパック Xタイプ NP-BX1
モバイルバッテリー10,000mAhのうち70%(7,000mAh)が生きるとすると、1,240 mAhのバッテリーは6回くらいは充電(600分ぶん)できる計算。
連続撮影時間は一気に10時間も伸びるはず!
ソニーアクションカムHDR-AS300+モバイルバッテリーの連続撮影時間の計測結果
録画が途中で止まる予想外の結果
寝る前に録画ボタンを押し、翌朝に電池の残量を確認するつもりだったのですが。
思ったよりも早く、ピーッという停止音が聞こえました。
撮影が切れるのが早すぎるな?と、AS300の本体表示を確認。
…あれ?
電池残量も100%だし、SDメモリーカードの容量も、まだ撮影できる時間が7時間もあるぞ?
モバイルバッテリーの電池も全然使われてない?
SDメモリーカードのデータも調べてみると、
保存された動画ファイルは10個、合計再生時間は3時間28分32秒???
なんだこれ?
GoProはファイル30個、再生時間は8時間30分越えでした
ソニーアクションカムHDR-AS300+モバイルバッテリーの連続撮影時間まとめ
当初の目的は「モバイルバッテリーで撮影時間がどれだけ伸びるのか?」でしたが、電池が切れるより前に、撮影が強制停止になってしまうという結果。
まったく見当違いの前提でした。
結論
ソニーアクションカムHDR-AS300に128GBのメモリーカードを入れてモバイルバッテリーで撮影すると、
- 約3時間30分の連続撮影ができて、モバイルバッテリーの容量はほとんど減らない
- 何らかの理由で撮影がストップする
ということがわかりました。
撮影が停止した理由を考察
HDR-AS300は外部電源に対応しており、電池1個で1時間50分という撮影時間が3時間30分まで伸びていることから、モバイルバッテリーからの給電を受け付けてはいるようです。
となると、ヘルプガイドにある「USB給電中は、本機内部の温度が上昇し、連続動画撮影時間が短くなることがあります。」という発熱による強制停止が、原因の一つでしょうか。
今回の検証結果だけ考えると、HDR-AS300に関しては、モバイルバッテリーでの連続撮影はやや不安が残ってしまいました。
途中で止まったときは冷えるまで待つか、あらかじめ交換用バッテリーを用意したほうが確実に撮影できますね。
以上、検証終わり!