以前の記事「ロードバイクにはどれが合う?サイクリング用の自転車財布を選んでみよう!」にて選んだ、ロードバイクでのサイクリングにおすすめの財布。
そのうちの一つ、「スマホが入る自転車財布」を購入したので、感想をレビューします!
「スマホが入る自転車財布」のポイントは、
- 必要なものが全部入るので、日帰りサイクリングに最適
- 余分なスペースがないため、何回も出し入れする場面では使いづらい
このような感想になりました。
「スマホが入る自転車財布」のポイントと、使ってみた感想
特徴
「スマホが入る自転車財布」は、自転車専用に設計された、サイクリストのための財布。
自転車で出掛ける時に必要な貴重品である
- お札
- 小銭
- カード
- スマホ
を全部入れて、ジャージの背ポケットちょうどに収まるように、タテに開く長財布として設計されています。
使用イメージ
「スマホが入る自転車財布」の使用イメージ。
(カードは上にずらして見せています。しっかりとポケット内に入ります。)
首かけストラップ
首に掛けるためのひもがついています。
公式サイトでは、「真夏にTシャツ一枚でポタリング、という時でも、このウォレットだけ首に掛けてフラッと自転車散歩に出掛けられます。」とのアピールがされています。
自転車から降りるときになくさない
確かに、首に掛けていれば、自転車から降りて歩いているときにも、落とす心配はありません。
使用感:ひもの長さが中途半端
ただ、このストラップ、首から下げると、下腹部あたりに財布本体が来るくらいの長さ(当方身長178cm)です。
困ったことに、この長さが少し中途半端。
ロードバイクに前傾姿勢で乗っていると、首からかけているだけでは、プラプラと揺れてしまいますし、どこに固定しようか悩むんです。
かといって背中に回しても、背中のポケットには届かないくらい。
結局は、首から外して背中のポケット(僕の場合は背中のリュック)に入れることなります。
もともと、これは走行中は外すことが正解なのかな…?
小銭入れ
小銭の枚数は入る
コインケース部の生地に余裕はあるので、小銭もそこそこ多く入ります。
使用感:出したい小銭が確認しにくい
小銭入れ部分の開閉はジッパー式。
このジッパーの横幅が短いため、小銭を選びながら出すのはむつかしいです。
コイン一枚一枚をつまんで出すくらいならできますが、つまむ指が入らないんですよ。
薄さを追求した結果でしょうけれど、もう少し広かったり、ガバッと開いたら、取り出しやすいのに…と思います。
裏面にスマホが入る
財布から出さずに、スマホが操作できる
輪行では、ほぼ初めての場所を走るため、スマホの地図が必須なんですよね。
「スマホが入る自転車財布」では、透明な窓があり、スマホの画面が確認できます。
しかも、収納した状態で、窓越しに操作ができるので、地図のチェックや乗換検索に便利です。
使用感:画面タッチや電源ボタンやなど、操作には制限あり
厚手の防水窓ですが、比較的きれいに画面が見れます。
ただ、普段と同じようなスムーズな操作まではできませんので、画面に指の動きが伝わるように、しっかりと操作しましょう。
また、画面表面にボタンがあるiPhoneとは違い、アンドロイド端末では電源のオン/オフがやりにくいかも。
アンドロイド端末の電源ボタンは、だいたいスマホ本体の横にありますよね。
透明な窓の外側は布の生地なので、本体の横にある電源ボタンが見れないし、布の厚さが邪魔をして、押しにくいです。
iPhoneのような、前面にホームボタンがある機種なら使いやすいですね。
折らずに縦に入れる札入れ
サッと出して、支払いがしやすい
お札は折らずに、タテに入れる方法。
支払いのとき、折りたたんでいるお札を何枚も伸ばす必要はありません。
お釣りとして受け取ったときも、折らずにそのまま入れるだけです。
使用感:慣れれば問題なし
デザイン上の制約なのですが、お札をタテに入れる設計上、入れたり出したりするのに、少し時間がかかります。
カードケース(多目的メッシュポケット)
カードケース部分は、より多目的に使えるように、メッシュ地となっています。
カードのほか、ポケットに入れた小物も、外から確認できます。
新幹線のチケットも入る
これは輪行メインの僕には嬉しいポイント!
カードより一回り大きい、新幹線のチケットが入ります。
使用感:カードが引っかかって出ない!
カードは数枚入りますが、小銭入れと同じく、横幅がもともと狭いので、カードを出そうとつまむ指が入れにくいんです。
さらに、背面にスマホを入れると、その厚みに押し出され、カードを出そうとしても指が入らず、しかも網目にカードの端っこが引っかかって、出せないんですよ!
もうすぐ電車の発車時刻も近づいているし、いざ使おうと思ったときに出せないのが焦りました。
仕方なく、輪行の途中では、カード類は縦に入れて持ち歩きました。
あんまりかっこよくないなあ…
「スマホが入る自転車財布」まとめ
この「スマホが入る自転車財布」は、全部入りでも薄いのがメリットです。
反対に、輪行ではお札・小銭・カードを頻繁に出し入れしますし、ときどきの小銭やカードの出しにくさを感じてしまったのは残念なところ。
「ロードバイクに必要なアイテムをまとめて持ち運ぶ」という、魅力的なコンセプトを持っている財布です。
日帰りのサイクリングなど、スマホの確認回数や、財布に入れるものが厳選されていれば、使いやすいアイテムです。