瀬戸内しまたびライン「SEA SPICA(シースピカ)」に乗ってきました。
「瀬戸内しまたびライン」とは、高速クルーザー「シースピカ」で、瀬戸内の島々を巡る船旅の名称。
広島港と三原港を約半日かけて、風光明媚な瀬戸内海を走り、多島美と島の魅力に出会う航路です。
島々を眺めて島に立ちより、クルーズならではの船上からの風景を堪能!
広島の瀬戸内海をクルージングする半日旅を紹介します。
観光型高速クルーザーSEA SPICAシー・スピカ
瀬戸内しまたびラインに使われる船が、観光型高速クルーザーの「SEA SPICA(シー・スピカ)」。
スピカとは乙女座の一等星で、日本名を真珠星と言います。
この船が、瀬戸内の海で白く美しい輝きを放ちながら、自由で開放的な旅にいざなうという思いを込めて命名されました。
濃い青色と、真っ白なボディとの対比を基調に、瀬戸内の夕焼けをイメージする金色が入っています。
クルーズエリアマップ
広島港を出港して三原港までの”東向きコース”と、三原港を出港して広島港までの”西向きコース”があります。
東向き・西向きともに、乗船・下船の港を旅行の行程にあわせて選ぶことができます。
8:30 広島港 出港
8:38 プリンスホテル前 出港
9:05 呉港 出港
海上自衛隊呉基地 艦船遊覧(船上より)
音戸の瀬戸(船上より)
下蒲刈島(上陸:三ノ瀬地区散策 / 70分)
瀬戸内の軍艦島:契島(船上より)
大久野島(上陸:うさぎとふれあい / 30分)
12:45 生口島 瀬戸田港着
13:10 三原港着
13:30 三原港 出港
13:55 生口島 瀬戸田港 出港
大久野島(上陸:うさぎとふれあい / 30分)
大崎下島(上陸:御手洗地区散策 / 60分)
音戸の瀬戸(船上より)
海上自衛隊呉基地 艦船遊覧(船上より)
17:30呉港着
17:57
プリンスホテル前着
18:05
広島港着
シースピカは定期航路ではなく、旅行商品としてのクルーズ。
シースピカのサイトから予約ができるほか、僕は大阪からなので、日本旅行の個人プランを予約しました。ほかにも旅行社経由でのプランもあります
今回は三原港から出発して広島港に向かう、西向き航路に乗ってきました。
シースピカに乗船!
三原港 13:30発
西向き航路の出発は三原港。
新幹線の三原駅を降りて、三原港までは徒歩5分です。
出航時間が近づくと、午前の東向き航路を終えたシースピカが着岸!
かっこいい船体ですね!
出航時間が近づいて案内の放送がかかり、シースピカに乗船します。
いよいよ出航!
指定席ではありますが、2階に移動したり、売店に立ったりと、気軽に移動できます。
ゆったりソファと大きな窓で快適です。
後部にはショップ&インフォメーションの「スピカウンター」。上手いネーミング
2階はフリースペースとしての屋外デッキ。
中央には、瀬戸内の島々をイメージしたカラフルなソファが設置されています。
イスに座って、引き波を眺めるのも気持ちよかったです。
瀬戸田港(生口島) 13:55発
生口島の瀬戸田港に立ち寄ります。
この日は瀬戸田港からの乗客がいなかったのか、通過。
大久野島 下船観光14:10着/14:40発
1か所目の下船観光は、「ウサギ島」として有名な大久野島。
滞在時間は約30分。
短く感じますが、小さい島なので歩く範囲は狭いです。
ウサギとふれあいながら散策してちょうど良い感じ。
うさぎのエサは船内で購入できました。島内では売っていません
大崎下島・御手洗港 下船観光15:25着/16:25発
2か所目の下船観光は、大崎下島の御手洗。
街並み保存地区として江戸から明治~大正昭和初期の建造物も多く残っており、貴重な歴史を持っているエリアです。
滞在時間は約1時間。
大崎下島の御手洗港に入港。
広島港へ 18:05着
御手洗を出航したあとは、とびしま海道の島々を眺めながら、呉港・広島港に向かいます。
呉に入り、海上自衛隊呉基地の艦艇や潜水艦を船上から見学。
呉港での下船はいなかったようで通過。
広島プリンスホテル港経由で、広島港に到着!
シースピカでのしまたびがいいぞ
高速船で広い瀬戸内海を半日クルーズ。
島を眺めて、島に渡っていく「しまたびクルーズ」とは素敵な名前を付けたなあと思います。
クルーズ中も景色を眺めているだけではなく、添乗員さんが見える島々の歴史の解説をしてくれて退屈しませんでした。
陸上からだけでは知ることができない、海ならではの魅力を満喫しました。
楽しかった!また乗りたい!