ロードバイクだけでなく、いろいろな動画を撮影することができるアクションカメラ。
いちばん有名なアクションカメラは「GoPro」シリーズですね。
「GoProで動画を撮りたい!YouTubeにアップもしてみたい!」と思いますが、GoProのビデオ設定はこれだけあります。
GoPro HERO7 Blackの取扱説明書より(PDF)
このなかで、GoPro HERO7 Blackのビデオ初期設定は1080|60。
解像度1929×1080のフレームレート60fpsという意味です
一番バランスが取れている設定ですが、「解像度とフレームレートを変えると、YouTubeでは画質ってどう違うんだろ?」って気になりました。
この記事では、GoPro HERO7 Blackを使い、
- 動画撮影に使うメイン設定のフルHD(1,920×1,080)
- 4K(3,840×2,160)
の解像度とフレームレートで、YouTube動画はどう変わるのか?を実験します。
解像度とフレームレートとは
解像度とフレームレートは、映像のキレイさを決める設定のポイント。
解像度
解像度とは「画面の横に並んでいるドット数×縦に並んでいるドット数」で表されます。
数値が高いほど鮮明な映像、低いほど荒い映像になります。
フルHD(フルハイビジョン)や4Kなども、解像度の通称。
フルHD(1920×1080)であれば、横に1,920個、縦に1,080個のドットが並び、画面全体では207万3,600個の画素が並んでいます。
4Kは3,840×2,160(829万4,400画素)
フレームレート
フレームレートは1秒間に撮影される静止画の枚数(コマ数)であり、動画の滑らかさを決める要素。
単位はFPS(frames per second(コマ/秒))で、たとえば60fpsは1秒間に60フレーム(60コマ)で記録されます。
数値が大きいと滑らかな動画になり、小さいとカクカクした動画になります。
一般的に使われているフレームレートは30FPS~60FPS。
- 映画:24FPS
- テレビ:30FPS
- ゲーム:60FPS
フレームレートを上げればスローモーションにも耐える映像となります。
ただし1秒間に処理する画像の枚数が多くなるため、動画の容量が大きくなってしまうので注意が必要。
Gopro HERO7 Blackの解像度とフレームレートごとに動画を撮影してYouTubeにアップしてみた
Gopro HERO7 Blackの録画設定には解像度で8種類、フレームレート(FPS)もいっぱいありますが、
- 高画質解像度の4K(3840×2160):60fps、30fps
- 一般的な録画設定のフルHD(1920×1080):120fps、60fps、30fps
の、5種類で撮ってみました。
解像度とフレームレートでYouTubeの映像は変わるのでしょうか?
4K(3,840*2,160)60fps
4K(3,840*2,160)30fps
フルHD(1,920*1,080)120fps
フルHD(1,920*1,080)60fps
フルHD(1,920*1,080)30fps
GoProの解像度とフレームレート設定ごとのYouTube画質の違い|結論
正直なところ、画質の違いはよく分かりませんでした!
フレームレートはともかく、4KとフルHDでも、あまり違いが分かりません。
YouTubeにアップロードした時点で調整されていることも考えられるほか、通信速度がすごく影響していると思います。
僕のスマホ・パソコンとも、再生途中に画質がころころ変わるレベル。
ご覧のあなたの画面ではいかがでしょうか。
結論としては、初期設定どおり。
動画をYouTubeにアップロードするなら、映像とファイルサイズのバランスが良い、フルHD(1,920*1,080)の60fpsか30fpsで撮影するのが良さそうです。