ロードバイクでのサイクリングでは、
- 「右に曲がるよ」
- 「後ろ、スピード大丈夫?」
- 「次のコンビニで休憩しようか。寄ってもらえる?」
複数人で走っていると、走行中に会話をしたいときが多くあります。
ところが、自転車での走行中は、耳に入る風の音が大きく、大声を出してもなかなか聞こえません。
後ろを振り向いたり、併走したりするのも危険ですよね。
そんなサイクリングの不満を解決してくれる、おすすめのトランシーバーがあります。
自転車に大活躍する、無線のマイクインカムとハンズフリーイヤホンです。
ロードバイクでサイクリング中に会話をしたい!
「信号渡る?」「次の曲がり角で左ね」「大きな穴あるよ!」など、サイクリング中にコミュニケーションを取りたいことはたくさんあります。
しかし、縦走が基本になるサイクリングでは、音声はほとんど聞こえず、またハンドサインも前から後ろへの一方的なコミュニケーションになります。
複数人でのサイクリングは楽しいものの、走行中の会話ができないのが困りますよね。
せっかくメンバーがいるのに、ずっと縦に並んで走っているだけでは、少しさみしい時間。
今回紹介するアイテムは、無線で会話ができる、サイクリングに活躍するロードバイク用のトランシーバーを2つ。
「サイカムB-1」と、「BONX(ボンクス)」です。
「サイカムB-1」詳細
取り付けカンタン、手軽で安全
「サイカムB-1(公式サイト)」は、ヘッドホンやイヤホンと違い、耳を塞がないスピーカー式。
装着していても、周囲の音声を妨げません。
ヘルメットへの取付は、マイクを付属のテープで貼り付けるだけ。
聞こえやすいように、耳の位置とマイクの位置を調整するだけなので、手間もかからずカンタンです。
本体の重量は、セットで74g。
装着しても負担は感じません。
軽量、広範囲、電池も長持ち
次に、サイカムB-1の機械的な詳細です。
まず、スマホを経由した通信では、
- スマホの本体が必要なこと
- スマホの電池残量が気になること
この二つのハードルがあります。
「サイカムB-1」は、スマホを使わずに、サイカム同士が4台まで接続して、直接の無線通話が可能という特徴を持っています。
バッテリーの容量も大きく、連続通話時間は最大10時間。
1日中たっぷりとサイクリングが楽しめます。
通話圏は広く、通信距離は最大500m。
少し離れても、クリアな会話を続けることができる距離ですね。
「BONX(ボンクス)」詳細
次に紹介するのは、BONX(ボンクス)(公式サイト)。
サイカムB-1に対して、ボンクスは、ブルートゥースでスマホにつなげて、インターネット経由でトークを接続するタイプです。
「スマホが要るの?イヤホンだけで無線接続のほうがラクなんじゃ…」と思いますよね。
ところが、インターネット経由で接続することには、「距離に関係なく通話ができる」というメリットがあるんです。
距離に関係なく、同時に複数人とグループトーク
専用アプリによって、最大10人まで、同時相互通話が可能。
お互いの会話の接続はインターネット通信のため、通話距離は無制限です。
スマホが圏外になると、一時的にトークルームから退出しますが、圏内に戻ってくると、自動的に再接続されるため、スマホを操作しなおす必要はありません。
ボンクスは話すだけで通話が始まる、スイッチ操作が不要な、完全ハンズフリータイプ。
インターネットへの通信は話しているときだけなので、バッテリーや通信量を節約できます。
独自のアルゴリズムにより、「はぁはぁ」という息切れや、遠くの人の声を拾いません。
重さは約15gと超軽量、連続通話時間は7時間からと、一日中のサイクリングに長く対応します。
さらに、待機時間は約400時間と超・長時間!
- 重さ:約15g(実際の使用環境でのサイズ)
- カラー:ブラック、ホワイト、ピンク、グリーン
- 連続通話時間(BONXアプリ使用時):約7時間〜
- 待機時間:約400時間
自転車インカムの特徴を比較
X-RIDE サイカム B-1
- ロードバイクのヘルメットにペタッと貼るだけ
- スマホを使わずに、4台まで接続して、直接の通話が可能
ボンクス
- 超軽量の開放型イヤホンタイプ
- 10人まで接続可能。スマホを通じたインターネット通信のため、通話距離は無制限
能力としてはボンクスが魅力なのですが、大きなポイントとしては、メンバー全員がスマホを持っているか、持っていないメンバーもいるか、によりますね。
より安全に、走行時間がもっと楽しくなる、おすすめのアイテムです!
2 件のコメント
スマホを使わずに、バイクのインカムみたいに、
機器同士繋げるものを開発しないと…
スマホのBluetooth機能使うなら、
別にこの機器でなくてもいいわけですよね。
そう考えるとバイクのインカムは優秀だ。
コメントありがとうございます!
おっしゃるとおり、バイク用のインカムはものすごく種類があるのに(うらやましい!)、ロードバイク用が全然増えてこないんですよね…今のところ、BONXの一人勝ちといったところ。
会話を楽しみながらのグループライドが、もっと一般的になってほしいです。