大分県国東半島のサイクリングルート「仁王輪道(におうりんどう)」を走ってきました。
海も山も空も景色も、多彩な表情を楽しめるコースを満喫しました!
国東半島(くにさきはんとう)仁王輪道
仁王輪道(におうりんどう)ってどこにあるの?
仁王輪道があるのは、大分県の国東(くにさき)半島。
国東半島は九州の大分県にあり、周防灘(すおうなだ)に丸く突き出た半島。
神仏習合発祥の地として、1300 年以上も前から修験場として知られており、独自の宗教文化が形成されています。
半島各地に石造仁王像が300 体以上あり、地域の象徴となっています。
古くから地域で親しまれてきた仁王のように、力強く駆け抜けるサイクリストの姿が地域の光景となるよう「仁王輪道」と名付けられました。
サイクリストが仁王様だと…!がんばらねば
ロゴマークは国東半島の海と山の両方を楽しめるルートであることが表現されています。
国東半島の全域が「仁王輪道」
仁王輪道はひとつのコースを指すのではなく、国東半島全域に設定された9つのコースの総称です。
ここまで広いと、国東半島のすべての道は仁王輪道と言っても良いような気がする。
今回走ったのは国東半島の海を楽しむ海岸線コース。
大分空港からスタートして、山口県の徳山港へフェリーが出ている竹田津港まで走りました。
大分空港から竹田津港まで仁王輪道をサイクリング
大分空港
伊丹空港から飛行機に乗り、大分空港からスタートです。
大分空港にはサイクリストのための施設「サイクルハブ」が設置されており、更衣室で着替えもできます。
総合案内所で空気入れも借りることができるので、飛行機輪行も安心。
それでは出発。竹田津港に向かって国東半島を北上します。
しばらくは交通量が多い大通りを走ります。
道の駅くにさき
8kmを走って、道の駅くにさき。
観光案内所としての機能を持つ「国東市サイクリングターミナル」がメインの施設です。
大通りを走っていたので気づきませんでしたが、施設のすぐ裏手は海でした。
海沿いだったんですね。
国東半島サイクリングロード(杵築安岐国東自転車専用道路)
道の駅くにさきを過ぎると、すぐに海沿いに分岐。
ここからは国東半島サイクリングロード!
…なのですが、
じつはしばらくの間、サイクリングロードに気づかずに大通りを走っていました。
道の駅くにさきのすぐそばから、海沿いに出る道があるようです。見逃していました
せっかくなのでちょっと戻って…
サイクリングロードのマークを発見!
細い道をくぐると…
海沿いに出たー!
めっちゃ気持ちいい!!
周防灘を眺めながら、自転車道が続きます。
大分空港から19km、金比羅(こんぴら)岩が目印になるかな。
この先まで自転車道が続きます。
今いる場所はこのあたり。
自転車道が終わっても、広い道路が続くので走りやすいです。
山の景色に変わる国見町
国見町に入ると、アップダウンが始まります。
識別用の番号が付いているほどのトンネルだらけ。
国東市全域にわたり、ものすごい数のトンネルがあります。
トンネルと里の風景を繰り返して進みます。
道の駅くにみ
大分空港から32km、国東半島の北端まで来ました。
大勢が立ち寄る絶好の休憩スポット、道の駅くにみ。
名物はタコ。
たこめしが美味しかったです(º﹃º)ジュルリ
道の駅くにみを出ると、竹田津港まではわずか5km。
ゴール目前の景色をのんびりと楽しみます。
竹田津港
道の駅くにみから5kmほどを走り、竹田津港に到着。
ゴール!
竹田津港からはフェリーで2時間、山口県の徳山港に渡ります。
徳山港を降りたらすぐに新幹線停車駅の徳山駅。
次は山のコースも行きたい!国東半島は楽しいぞ
今回は大分空港から海沿いというコースでしたが、別府方面に向かったり、山のコースに進んだりと、国東半島はまるごとサイクリングコースになるのが魅力的。
一度だけでは物足りないので、また走りたいな。
あー楽しかった!