自転車を飛行機に乗せて運ぶ、飛行機輪行。
以前の記事「飛行機輪行やってみた!自転車の梱包方法と空港での手続きを解説」にて紹介したとおり、やってみれば案外カンタンに、愛車のロードバイクといっしょに旅立つことができました。
この記事で紹介するのは、「飛行機輪行でロードバイクを預けるときに、パンク修理用の空気入れスプレー(CO2ボンベ)は預けることができるのか?」です。
JALのサイトを調べてみたものの、やや難しい表現だったので、直接教えていただきました!
関連記事>>>飛行機輪行やってみた!自転車の梱包方法と空港での手続きを解説
ロードバイクで飛行機輪行。パンク修理用のCO2ボンベ(空気入れスプレー)は預けることができるのか?
JALさんへの質問
ロードバイクを飛行機に預けて、国内の旅行を経験させていただきました。
そのとき、持っていたパンク修理用のボンベ(空気入れスプレー)が、預けることはできないとのことで、空港での回収をお願いしたのですが、ボンベのサイズや容量に、厳密な基準はあるのでしょうか?
すべて貨物室でも無理なのか?小型なら預けることができるサイズもあるのか?
今後のためにご教示いただきたく、お願いいたします。
JALさんからの回答(要点)
JALさんからの回答をまとめると、このとおり。
非引火性でかつ、1容器あたりの容量が「50ml(28g)」を越えない小型ガスシリンダーであれば、一人につき4個まで、機内持ち込みならびに受託手荷物として預けることが可能です。
なんと!条件内のボンベであれば、機内持ち込みも可能なんですね。
しかも機内持ち込みまでOKだとは。
僕が持っていたのはこんなのだったから、ダメだったんですね。
これならOKです!
保安検査所でチェックしてもらい、通過してくださいね。
「制限のある手荷物」についての国土交通省確認ページ
「機内持ち込みも、貨物室に預けることもできないもの」は、航空会社の取り扱いのレベルを超え、法令で厳しく決められています。
先ほどのJALさんからの回答も、質問時の法令の情報であり、いつかは取り扱いが変更になるかもしれません。
最新の情報は、「JAL 制限のあるお手荷物 機内持ち込みもお預かりもできないもの」からリンクされている、「国土交通省 航空機への危険物の持込みについて」以下を確認ください。
いちばん詳しいページ
国土交通省 航空 機内持込・お預け手荷物における危険物について
酸素ボンベ・ガス類のうち、自転車用携帯ポンプ(空気入れ)で、一容器あたり50ml以下のものは、持ち込み〇、お預け〇、数量は1人あたり4個と明記されています。
さらにこの表には、「炭酸ガスの場合、50mlは28gと同等」という補足もあります。
覚えておいたら便利かも。
飛行機輪行で自転車のパンク修理用ボンベ(空気入れスプレー)は持ち込める?まとめ
法律が関係するので、取っつきにくくはありますが、まとめです。
- 非引火性
でかつ、
- 1容器あたりの容量が「50ml」を越えない
小型ガスシリンダーであれば、
- 一人につき4個まで、
- 機内持ち込みならびに受託手荷物として預けることが可能。
です!
このとき以降、飛行機輪行で持っていくのはこれにしました!
ちなみにこの商品は、商品全体の重量は約190gと重い表示ですが、CO2ボンベは1本16gと基準内です。
CO2(非引火性)のボンベであることと、容量はしっかり確認されるので、表示があるものを選んでください!
参考記事>>>「CO2ボンベ」パンク修理の空気入れが一瞬で!使い方も簡単な便利アイテム