2020年5月20日乗車分より、新幹線に大型の荷物を持ち込む際のルールに大きな変更がありました。
自転車を最後部座席後方のスペースに置く場合に、今後は車両の最後部の席とセットで事前予約することで、後方スペースを荷物置き場として使用できるようになります。
詳しい解説はこちら>>>「2020年5月」新幹線への大型荷物持ち込みが予約制へ!自転車にも影響ありの制度変更
この記事では、特大荷物スペース付き座席(車両のいちばん後ろの席)の予約方法を解説します。
新幹線の座席の予約方法3つ
まず、新幹線の切符は、乗車日1ヵ月前の10時から発売開始となります。
予定が立つなら、なるべく早く「特大荷物スペース付き座席」を予約しておきたいところ。
「特大荷物スペース付き座席」を予約する方法は3つ。
- みどりの窓口で予約する
- エクスプレス予約で予約する
- スマートEXで予約する
スマートEXとエクスプレス予約の違いはこちら
https://jr-central.co.jp/ex/point/smart-difference/
みどりの窓口で予約する
まずはいちばん基本的な方法、JRの駅にある「みどりの窓口」で予約する方法。
「みどりの券売機」や、旅行会社の窓口も含みます
「『特大荷物』があるので、一番後ろの席をお願いします」と伝えましょう。
窓口できっぷを購入される際は、特大荷物を持ち込むことを係員にお伝えください。
自動券売機でも購入可能です。
特大荷物スペースつき座席 事前予約
エクスプレス予約
2つ目の予約方法は、
- スマホやPCから予約できる
- 料金が安くなる
- グリーン車にアップグレードできるポイントがたまる
- タッチで新幹線の改札を通れる
- 予約している新幹線の発車時刻前までなら、何回でも無料で変更が可能
というメリットがある、エクスプレス予約です。
年会費が1,100円かかる(JRのクレジットカードが必要になる)のがデメリットではありますが、
大阪-東京の通常料金は14,720円のところ、エクスプレス予約は13,620円と、片道乗れば年会費のもとが取れます。
輪行では駅への到着時刻に幅があるので、「電車を一本遅らせたい」とか、逆に「早く駅に着いたから一本早くしたい」という細かな対応に大活躍!
エクスプレス予約での「特大荷物スペース付き座席」の予約方法
新幹線の予約を進めると、列車の検索画面に、「特大荷物スペース利用」のチェックボックスがあります。
チェックを入れて座席の選択画面に進むと、空いている最後部座席が表示されます。
この中から席を指定すれば、後ろのスペースを利用できます。
スマートEX
3つ目の予約方法は、
- スマホやPCから予約できる
- タッチで新幹線の改札を通れる
- 予約している新幹線の発車時刻前までなら、何回でも変更が可能
というメリットがある、スマートEXです。
こちらは料金の割引はありません(あるけどほんの少しだけ)が、
- 自分の持っているSuicaやICOCAなどの交通系ICカードで新幹線に乗れる
- 決裁は自分の持っているクレジットカードを使える
エクスプレス予約と同じく、
- 予約している新幹線の発車直前まで
- 手数料無料で
- 何度でも
予約の変更ができます。
スマートEXでの「特大荷物スペース付き座席」の予約方法
スマートEXの予約画面は、エクスプレス予約の画面と同じです。
新幹線を探す画面に、「特大荷物スペース利用」のチェックボックスがありますので、空いている最後部座席を選びましょう。
新幹線の特大荷物スペース 最後部の座席と後方荷物置き場を予約する方法まとめ
「特大荷物スペースつき座席」(最後部座席)は、予約した5席・5名で共用になるとのこと。
輪行袋は余裕で2席分の場所を取るため、混んでいるときは、他の予約者の荷物が置けるのか、心配ではあります。
デッキに置くことはできますが、できるならすぐそばに置いておきたい
制度が始まったら、実際に試してみようと思います!