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洋服やジャージに付いたチェーンオイルの油汚れを落とす洗濯方法

シマノGRX フロントギアとクランク

「洋服に自転車のチェーンオイルが付いてしまった!」

「洗濯しても落ちない!どうしよう?」

落としにくいイメージのあるチェーンオイルの汚れですが、汚れの性質を知れば、特別な洗剤を使わなくても意外とキレイに落とせます

あきらめる前に、自宅でチェーンオイルの汚れ落としにチャレンジしてみましょう。

この記事の結論

ウタマロ石けんが最強でした!

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チェーンオイルの特徴

シマノGRX フロントギアとクランク拡大

自転車のチェーンオイルは機械をスムーズに動かすための配合であるため、一般的なサラダオイルに比べて粘りが強いのが特徴。

粘度の高い油は衣類に着くと、繊維にこびりついて洗濯では落とすのが難しい汚れとなります。

しかも、走行したあとのチェーンオイルにはホコリや土などの不溶性の汚れを含んでいることが多く、水で落とせない油と溶けない汚れのダブルパンチ。

そんな頑固な汚れを落とす方法は2つ。

  • 「油で油(またはアルコール)の粘度を弱めて落とす」
  • 「酸性の油汚れをアルカリ性の洗剤で中和して落とす」

実際にいろいろ試してみました。

チェーンオイル汚れの落とし方

チェーンオイルの汚れが付いた布

綿100%の布を自転車のチェーンに付けて、汚れを付着させました。

これを1日置いて洗います。

試した方法は7種類。

  • 食用油+食器用洗剤
  • クレンジングオイル+食器用洗剤
  • クレンジングシート+食器用洗剤
  • 無水エタノール
  • ウタマロせっけん
  • 重曹+液体漂白剤+スチームアイロン
  • 漂白剤

チェーンオイルの選択結果一覧
結果一覧

この中で効果が高かったのは、

  • クレンジングオイル+食器用洗剤
  • ウタマロ石けん
  • 重曹+漂白剤+スチームアイロン

の3つでした。

実際に試して効果があった方法を紹介します。

ポイント

チェーンオイルは温度が下がると粘度を増します。

冷たい水を使って洗うと粘度が増し、よりガンコな汚れになってしまう恐れがあります。

洗う際に水は使わずにお湯を使うのがポイントです。

ウタマロせっけん

ウタマロせっけん
必要なもの

ウタマロせっけん

ドラッグストアやスーパーなどで簡単に購入できる洗濯用のせっけん。

原料に脂肪酸という油の一種が使われているため、油汚れと相性がよく、洗浄力が強いのが特徴です。

チェーンの油よごれもおどろくほどよく落とせました。

手順1:ウタマロせっけんに水をつけて、汚れにこすりつけます。

手順2:汚れにせっけんがなじんだら、お湯で軽くもみ洗いします。

石けんを水で濡らす
せっけんで汚れをこする

今回7種類の方法を試した中で、チェーンオイル汚れを一番キレイに落としたのがウタマロせっけんでした。

入手しやすくて手間なくキレイになり、汚れ落ちは優秀!

ウタマロせっけんで洗ったあとの布

ただウタマロせっけんは、蛍光増白剤が入っているのがメリットでもありデメリットでもあります。

蛍光剤は青白い染料を衣類の上に重ねてより白く見せる効果があり、白い衣類を洗うには便利な反面、逆に色柄ものの場合は色褪せて見えることがあります。

とくに青の反対色の黄色を打ち消す特徴があるので、生成りなどの衣類には不向きです。

【今回使った洗剤】

専用ケース付きウタマロせっけん

クレンジングオイル+食器用洗剤

クレンジングオイルと食器用洗剤
必要なもの
  • クレンジングオイル
  • 食器用洗剤
  • 歯ブラシいらないタオル
  • いらないタオル

クレンジングオイルでチェーンオイルの汚れを浮かせて、油落ちの良い食器用洗剤で洗い流します。

油分だけでなく、メイクの色素汚れまで落とせるクレンジングオイルなので、チェーン油の黒ずみもしっかり落とすことができます。

水にも馴染みやすいので、洗ったあとのヌメリも気になりません。

手順1:チェーンオイルのついた衣類の裏にいらないタオルを置く

チェーンオイルの汚れが付いた布

手順2:汚れの上からオイルを垂らし、歯ブラシで叩く(タオルに汚れを移すイメージで叩きます)。

チェーンオイルの汚れを歯ブラシでこすっている写真

手順3:ある程度汚れが落ちたら、食器用洗剤をつけてお湯で軽くもみ洗い。

クレンジングオイルと食器用洗剤の選択結果

チェーン汚れに効果抜群のクレンジングオイルですが、衣類の色素を落としてしまう可能性があります。

目立たないところで試してからお使いください。

【今回使ったクレンジングオイル】

ファンケル マイルドクレンジングオイル

重曹+漂白剤+スチームアイロン

ワイドハイターと重層
必要なもの
  • 重曹(じゅうそう)
  • 漂白剤
  • スチームアイロン
  • いらないタオル

チェーンオイルの付着を油分でゆるめるという方法以外に、油の酸性の汚れを、弱アルカリ性の重曹を使って中和して落とすという方法があります。

弱アルカリ性の重曹に酸性の液体漂白を混ぜることで酸素の泡が発生し、汚れを浮かせてくれます。

この時使う漂白剤は「混ぜるな危険」と書いていない色柄ものにも使える漂白剤(酸素系)をご使用ください。

バットで洗剤を混ぜている写真

① 重曹と液体漂白剤(酸素系)を1:1の割合混ぜてペースト状にする

漂白剤に布を浸している写真

② 作ったペーストを汚れにつけて馴染ませる

スチームアイロンで汚れを飛ばす

③ 汚れから1cmほど浮かせてスチームアイロンでスチームをかける

④ お湯で洗う

⑤ 汚れがキレイになるまで②〜④を2、3回ほど繰り返します。

漂白剤と重層の洗濯結果

重曹と漂白剤を混ぜたものに熱を加えると、洗浄力を高めることができます。

今回はスチームアイロンを使うことでチェーンオイルの汚れをキレイに落とすことができました!

スチームアイロンは高温になるので作業中はご注意を。

【今回使った漂白剤】
花王 ワイドハイターEX

チェーンオイルの汚れを落とす方法おさらい

チェーンオイルは冷やすと粘度が上がり、衣類の繊維に入り込むとさらに落としにくくなります。

汚れがついたら水で洗うのは厳禁。水ではなく、お湯を使いましょう。

チェーンオイルの汚れを7種類の方法を使って洗浄、その中で効果のあったのは

  • ウタマロせっけん
  • クレンジングオイル+食器用洗剤
  • 重曹+漂白剤+スチームアイロン

以上の3つです。

手軽で効果が高かったのはドラッグストアやスーパーで簡単に購入できるウタマロせっけんですが、蛍光剤が入っているため、色柄ものには不向きです。

白物以外には他の二つの方法がおすすめ。

洗剤やオイルを単体で使って効果がなくても、複数の方法を組み合わせることで油汚れを落とすというテクニックも駆使して、うっかりチェーンに衣類が付いてしまった時にぜひお試しください。

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