以前の記事「音は?振動は?マンションでも使える?試すなら自転車ローラー台のレンタルサービス!」で紹介した、自転車ローラー台のレンタルサービス。
ローラー台は上級者が使うイメージがあり、初心者にはなんとなくハードルがあるよなあ、と思っていたのですが、お手軽な料金でレンタルできるというものです。
このサービスを知ってから、どうにも気になっていまして。
- どんな負荷で、どんなトレーニングができるのか?
- ローラーの音はうるさいのか?
- 振動は床に響くのか?
まずは試してみるか!と申し込んでみました。
https://www.qbei.jp/rental/roller.html
タイヤドライブ式の固定ローラー台をレンタルしました
ダイレクトドライブ式ローラー台は残念ながら品切れ
自転車ローラー台の中にも、種類が多くあります。
サイトで調べたところ、いちばん静かだと書かれている「ダイレクトドライブ式」を試してみたかったのですが、残念ながら、僕が申し込んだタイミングでは品切れ状態。
ダイレクトドライブ式とは、タイヤを外してセッティングするタイプのローラー台のことで、
自転車のリアホイールを取り外して、自転車のチェーンをローラー台側のスプロケットに直接設置することで使用します。
つまり、ホイールの代わりにローラー台を自転車に取り付けるということ。タイヤ・ホイールを介さないことで、タイヤ・ホイールの消耗とそれらからくる騒音が抑えられます。
という説明です。
タイヤドライブ式ローラー台をレンタル
代わりに、在庫があったのが、タイヤドライブ式のローラー台。
ロードバイクのタイヤで、物理的にローラーを回す、一般的なタイプです。
初めてのことなので、まずはレンタル料金1,080円のリーズナブルなローラー台を選びました。
レンタルしたローラー台が到着
ダンボールでがっちりと固められ、こんな梱包で届きました。
重さは10kgくらいかな?案外ずっしりと重く感じます。
箱を開けてみると、ローラー台が折りたたまれて入っています。
もう組み立て済みなんですね。
返送するときの伝票と、取扱説明書も同梱されています。
ただ、梱包用の青いベルトは、コネクタの使用方法が分からずに全然固定できず、返却時には結局ガムテープで梱包しました。
必要な部品は組み立てられており、レンタル利用者が行うのは、タイヤが接地するローラー部分の位置調整だけです。
タイヤの接地部分には、歴代利用者のトレーニングの結晶、タイヤの黒い粉が結構付いていました。
ところが、ローラー部分の角度がどうしても動かなくて、調整にすごく時間がかかってしましまいました。
(結局はダイヤルをぐるぐる回すことで角度が動くことが分かって解決しましたが、2時間くらいあちこち悩んでたと思う)
説明書を見てもこんな感じ。
ローラー台って、案外部品が多いんですね。
今回はローラー台の組み立てまではしていただいていたものの、「ローラーの角度を調整」のたった一か所で混乱したのに、こんなの新品で買ったらわけが分からないよ…!
ローラー台を個人で購入した人は組み立てできるのかな…
なんとかセット完了!
伸びているコードはハンドルに固定して、負荷を調整する機能のやつです。
初めてのローラー台実走!
さて、いよいよ初めてのローラー台です。
実際に使ってみた感想としては、音はマンガなどでは『ガアアアアアアア』とか表現されていますが、実際には『ウイイイイイ』な感じ。
もっとやかましいのかと思っていましたが、案外静かですね。
振動もそれほど感じません。
これなら隣の家に聞こえることもないだろうし、あとは念を入れて床の振動対策をしておけば、マンションの一室でも、無茶しなければご近所に迷惑はかけなさそう。
10分もこぎ続けると汗だくでした。
こんなの長時間やってたら、そりゃスタミナつきますよ。
ローラー台のレンタルサービスまとめ
このサービスを使ってみた感想としては、
- 初心者がローラー台というものを試してみたい場合
- 経験者が、違うローラー台を試したみたい場合
の両方をすくいとる、見事なサービスだと思います。
届く商品について言うと、組み立ての説明書は購入時のそのまま、調整方法は不明、かつての利用者のタイヤの粉もそのままと、丁寧ではありません。
回転率を上げてリーズナブルな料金を実現しているのかな、そこは了承しましょう。
ローラー台の本体は結構高いですし、「ちょっと試してみよう」ができるようになると、一気にハードルが低くなるんだなと思いました。
そして戦略にあえなくハマり、ローラー台本体にも興味が出てきた最近です。