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サイクルモードライド大阪行ってきた!|試乗車500台!西日本最大のスポーツ自転車イベントでロードバイク乗りまくり

2017年3月4日・5日に開催された「サイクルモードライド大阪」に行ってきました!

天気も快晴の一日となり、サイクルモードライド大阪の目玉、試乗イベントを堪能しました。

改めて、ロードバイクを選ぶときに大事だなと思ったこと。

ブランドよりも、グレードよりも、長時間乗っていて楽かというバランスです!

新しいロードバイクを探している流れは、「ロードバイクはグレードよりも車体バランスが大事だと痛感。新しい車種で悩んでいます」からの続きです。

サイクルモードライド大阪 会場風景
気温別ウェアコーディネート
自転車セールバナー
夏のサイクルウェアはこれ
サイクルウェアバナー

サイクルモードライド大阪とは

サイクルモードライド大阪は、「西日本最大のスポーツ自転車フェスティバル」と呼ばれる、スポーツ自転車のイベントです。

「日本最大の」と言い切っていないのは、幕張のサイクルモードインターナショナルがあるからですね。

かつては大阪のサイクルモードも、大型の会議場で開催しており、その頃はサイクルウェアのファッションショーとか、有名人のトークショーとかもあったんですけどねえ…

だんだんと形を変え、今の試乗イベントになりました。

過去のサイクルモード大阪のイベント
過去のサイクルモードでの写真。撮影日付を見てみたら2013年のころ

サイクルモードライド大阪の目玉イベント!500台を試乗し放題

サイクルモードライド大阪のメインは、スポーツバイクを始めとした自転車の試乗です。

会場の万博記念公園を利用した試乗コースは全長2.3km。

今回、僕は合計10台試乗したので、合計23kmも走ったことになりますね。

平坦ではなくアップダウンのあるコースなので、結構脚が疲れました。

まずは新車の候補であったコーダーブルームの価格と重量が頭にあったので、それを基準に各ブースを回って相談しました。

  • メインとなる使い方は輪行で、レースに出る予定はない
  • 移動時に負担がかからないよう、軽いマシンを探している
  • 完成車の重量で7kg台~8kg程度
  • 予算は最高で20万円前後(安ければもちろん嬉しい)

サイクルモードライド大阪で試乗した10台

1台目 KhodaaBloom(コーダーブルーム) Farna SL-105

サイクルモードライド大阪 試乗一台目 コーダーブルーム

https://khodaa-bloom.com/

軽いのが欲しい!と、今の愛車からの乗り換えを決意させた大本命。

  • 重量:7.8kg
  • 価格:185,000円

2台目 GUSTO(グスト) RCR TE(50サイズ)

サイクルモードライド大阪 試乗二台目 グスト

http://www.gustobike.jp/

KhodaaBloomのブースの向かいにあったので、ふらっと寄って相談してみたら大当たり!

安いし軽いし魅力です。

僕は知らないブランドだったのですが、試乗しているときに「GUSTOのブースはどこにあったんですか?」って声をかけられたので、有名だったんですね。

  • 重量:8kg
  • 価格:178,000円

3台目 BROMPTON(ブロンプトン)

サイクルモードライド大阪 試乗三台目 ブロンプトン

https://bromptonbicycle.jp/

小径車は乗ったことが無かったので、興味をそそられて試乗しました。

思ったよりも軽快に走れて楽しい。

ただ、ちょっとしたハンドルの操作がタイヤに直結するので、長距離はしんどいかなあ。

気を使うというか。

小さく見えても案外重いのにはびっくりしました。12kgもあるんですね。

4台目 GIANT(ジャイアント) TCR SLR1

サイクルモードライド大阪 試乗四台目 ジャイアント

https://www.giant.co.jp/giant19/

次はおなじみジャイアント。

ジャイアントのほか、やっぱり有名ブランドのトレックやキャノンデールやビアンキなどは、ずらっと試乗待ちの人が並んでいました。

  • 重量:7.5kg
  • 価格:230,000円

以前、レンタサイクルでジャイアントの「DEFY3」という車種に乗ったとき、それはもうすごく乗りやすかったんですよ。いつもは30kmでヒイヒイ言っている僕が、50km走りきってもまだ余裕でした。

この話をジャイアントのスタッフさんにしたら、スタッフさんも「DEFYの乗りやすさは別格」「1時間でも手放し運転できるくらいの安定性があった」「なんでラインナップから無くなったのか残念でならない」とのことでした。

やっぱり乗りやすかったんだ…

5台目 CANYON(キャニオン) Ultimate CF SLX 8.0

サイクルモードライド大阪 試乗五台目 キャニオン

https://www.canyon.com/ja-jp/

CANYONも知らないブランドだったんですが、僕にはすごく乗りやすかった!

乗っていて、心地良かったんですよ。

ブースの方に相談したところ、おすすめされたのは「ULTIMATE CF SL 7.0」というマシン。

ただ、ULTIMATE CF SL 7.0は当日の試乗車種に無かったので、試乗したUltimate CF SLX 8.0と同じバランスなら、一気に候補に浮上します!

  • 重量:6.7kg
  • 価格:379,000円

※高価すぎて参考にならない

ULTIMATE CF SL 7.0の場合

  • 重量:7.6kg
  • 価格:179,000円

6台目 GIANT(ジャイアント) CONTEND SL1

サイクルモードライド大阪 試乗六台目 ジャイアント

もう一度ジャイアント。

このマシンのフレームはTCRとあのDEFYを掛け合わせているらしく、なるほど、先ほどのTCRより乗りやすかった。

このマシンは8.7kgと、僕が探している条件では重い部類に入るのですが、ジャイアントのスタッフさんの提案により、「まずは乗りやすさを重視してフレームを選び、タイヤのホイールを軽いのに交換する」というアイデアをいただいて試乗してみました。

なるほど、そういう手もあるのか!

  • 重量:8.7kg
  • 価格:140,000円

(軽いタイヤを追加購入したら、8kg 24万円くらいかな?)

7台目 GUSTO(グスト) RCR TE(52サイズ)

サイクルモードライド大阪 試乗七台目 グスト

2台目に乗って好印象だったGUSTO RCR TEの52サイズ。

1回目に乗ったときは、少し小さめの50サイズしかなかったので、身長に合ったサイズに乗ってみたくて、改めてブースに寄りました。

やっぱり、これは乗っていてバランスが良い感じ。

8台目 KhodaaBloom(コーダーブルーム) Farna SL-105(同じ車種2回目)

サイクルモードライド大阪 試乗八台目 コーダーブルーム

最初に乗ったのと同じマシンです。

その後に6台も違うマシンに試乗してると、感覚を忘れてしまって…

感覚を思い出すために、2回目の試乗。

9台目 CANYON(キャニオン) Ultimate CF SL Disk 8.0

サイクルモードライド大阪 試乗九台目 キャニオン

グスト、コーダーブルームと、好印象のマシンの感覚をアップデートできたので、もういちどキャニオン。

先ほどと同じマシンに乗りたかったのですが、試乗待ちの列が長く、試乗コースが閉まる時刻も近づいてきていたので、ディスクブレーキのマシンにしました。

  • 重量:8.2kg
  • 価格:219,000円

10台目 ANCHOR(アンカー) RS6 EQUIPE

サイクルモードライド大阪 試乗十台目 ブリヂストンアンカー

http://www.anchor-bikes.com/

とどめの10台目はブリヂストン・アンカー。

これもバランスを重点に置いて提案していただきました。

  • 重量:8.7kg
  • 価格:185,000円

サイクルモードライド大阪で試乗した結果 新車候補のベスト3

10台を乗り比べた結果、新車の候補に挙げるのはこの3台です。

  • KhodaaBloom(コーダーブルーム) Farna SL-105
  • GUSTO(グスト) RCR TE
  • CANYON(キャニオン) ULTIMATE CF SL 7.0

それぞれ18万円程度、7kg後半と、価格と重さはほぼ横一線。

乗り心地で選ぶなら、なんとコーダーブルームではなく、キャニオンだったのですが…

このキャニオン、少しクリアしなければならない点が。

試乗したマシンと、購入を検討しているマシンのフレームサイズは同じなのか?と、あと、何よりもこれ。

Canyonの商品は全世界共通で、ドイツ・コブレンツの本社工場からお客様への直接販売のみのお取り扱いとなります。一般の自転車販売店でご購入いただくことはできません。また、自転車販売店向けの卸価格などの設定はありません。

なんと通販オンリー。

自分で組み立てはできないし、自転車の通販は怖いなあー。

一応、「自転車販売店宛てにマシンを送ることは可能」と書いてあるので、自転車屋に相談した結果次第では、サポートしてくれるかもという感じですが…

まだまだ迷います

各ブースで、結構言っていただいたこと。

「杉村商店のPROGRESSIVE、クセがあるけど、良いマシンですよね」。

そうなんですよね。まだまだ頑丈に走ってくれてますし、重いこと以外、不満はないんですよ。

他ブランドの方にそう言っていただけると嬉しいなあ。

大本命のコーダーブルームを選ぶのか!少し重いけどしっくりきたグストを選ぶのか!ハードルを越え、大穴のキャニオンを選ぶのか!

それとも、輪行袋をかつぐ腕を痛めながら、PROGRESSIVEに乗り続けるのか!

それは僕にも分かりません。

後悔しないよう、まだまだ悩もうと思います。

20170306同日追記。

CANYONのホームページから、

  • サイクルモードライドで試乗させていただいた車種は何か?
  • ULTIMATE CF SL 7.0が購入検討に挙がっているが、試乗した2台とフレームサイズは同じなのか?

を質問しました。

回答は、

  • 「Ultimate CF SLX 8.0 Sサイズ」と、「Ultimate CF SL Diskブレーキ 8.0 Sサイズ」とのこと。
  • ULTIMATE CF SL 7.0と、その2台はジオメトリーがそれぞれ異なります、とのこと。

うわあー。フレームサイズは違うのか。困った。

ULTIMATE CF SL 7.0にこだわって、どこかで試乗できるイベントを探すか、思い切って決めてしまうか、ちょっと予算と重量がオーバーするけど、2回目に試乗したUltimate CF SL Diskブレーキ 8.0にするか、コーダーブルームグストにするか…

選択肢が増えてしまいましたが、改めて、後悔しないよう、まだまだ悩もうと思います。

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