自宅から離れた場所のサイクリングは、目的地までが遠くなるほど、自転車自体が大きな荷物となってしまいますね。
そこで、「自転車は輸送して、スタートの現地で受け取る」という、身軽な移動ができるのが、自転車の輸送サービス。
今回はツール・ド・東北に参加するため、西濃運輸の「カンガルー自転車イベント便」を利用してみました!
この記事ではカンガルー自転車イベント便/輸送便の注文方法と、梱包・発送の流れを解説します。
僕が利用したのは「イベント便」ですが、通常配送の輸送便も流れは同じなので、参考にしてください。
参考記事>>>もう一つの自転車輸送サービス「シクロエクスプレス」についてはこちら
カンガルー自転車イベント便/輸送便は、西濃運輸のサイトから申し込み
イベント便対象イベントは、公式サイトまたは西濃運輸のサイトで確認
僕が利用したイベント「ツール・ド・東北」は、イベント会場での自転車受け取りができる「自転車イベント便」の対象でした。
ほかにも、西濃運輸のサイトに掲載されているイベントが「イベント便」の対象です。
「自転車輸送を申し込む」から注文します。
商品選択画面。
- 自転車輸送のみ(輪行箱は自分で用意)
- 自転車輸送+輪行箱レンタル
- 自転車輸送+輪行箱購入
からメニューを選びます。
集荷住所や配送先の入力画面です。
イベント会場への直送、イベント会場での集荷受付を注文する場合は、「オプションサービス利用有無」で「利用する」をチェックします。
チェックすることにより、配送先イベント会場や、集荷イベント会場を選択できるようになります。
- 対象イベントの配送先
- レンタル輪行箱の配送期限
- 自転車の集荷日
- 復路の日程
などを入力します。
梱包用のレンタル輪行箱の受け取り
レンタル輪行箱が届きました。
でかいです。
輪行箱のフタに、自転車の梱包方法が貼られています。
自転車を梱包するまでは、しばらく自宅に置いておきます。
レンタル輪行箱へのロードバイクの梱包方法
輪行箱の内部はシンプル。
フロントフォークを置く位置にクッションと、外した前輪をガードするダンボールがあります。
前輪を外して、ロードバイクを輪行箱に収めます…が、サドルが出てしまいました。
サドルと前輪のクイックリリースを外して梱包すれば、収まりが良さそうです。
これで収まりました。
後日、指定した日に西濃運輸さんが集荷しに来てくれました。
イベント会場で会おうねー!
イベント会場での受け取り
ツール・ド・東北の会場に来ました。
自転車イベント便の引き取りエリアが用意されています。
引き渡しブースの受付で名前を名乗り、輪行箱を出してもらいます。
組み立てて、準備完了!
もうスタートを待つだけ。すごくラクです!
ゴール地点からの復路発送
ツール・ド・東北「気仙沼ワンウェイフォンド」は、スタートが気仙沼、ゴールが石巻。
スタートとゴールが離れています。
気仙沼で自転車を引き取ったあとは、石巻まで輪行箱を運んでくれています。
往路で受け取っていた、復路用の輪行箱の預かり証を提出して、輪行箱を受け取ります。
一度やっているので、もう手間取りません。
ササっと梱包して、完了!
自宅で受け取り
自宅に自転車が帰ってきました!
おかえりー!
あとは、レンタル輪行箱を回収しに来てもらって、すべての流れが完了!
カンガルー自転車イベント便/輸送便を使ってみた感想
良いところ 移動がラク
自転車輸送のいちばんのメリットは、何と言っても身軽に動けること!
休憩も、乗り継ぎもラクラクです!
悪い?ところ
配送価格が高い
大きくて重い高級品を運んでもらうので、料金は高いです。
料金は往復で約23,000円でした。
注文方法がややこしい
特にイベント便の入力箇所ですが、「オプション」という表現になって、しかもボタンをチェックしないと項目が出てこないので、どこを選べば良いのか分かりませんでした。
途中で注文を諦めかけました…
総まとめ
ツール・ド・東北のために自転車輸送を利用したのは、大阪から宮城。
しかも気仙沼なので、仙台からも遠いです。
- 大阪伊丹空港→仙台空港
- 仙台空港→仙台
- 仙台→一ノ関
- 一ノ関→気仙沼
という、自宅から7時間の旅程。
価格と労力、どちらを選ぶかですが、7時間もの乗り継ぎを輪行袋を担いで移動することを考えれば、利用して良かったと思います!
良いサービスでした。助かった!
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